米Red Hat、SYNNEXと提携し中規模企業向けオープンソース導入を支援
米Red Hatは4月14日(米国時間)、ビジネスプロセスサービス企業の米SYNNEXとともに、「Open Source Channel Alliance」を立ち上げたことを発表した。中規模企業にオープンソース技術を提供することを目的としたもので、英Alfresco、米PentahoなどのオープンソースISVが参加している。
Red Hatが率いるオープンソースISVコンソーシアムをベースとし、SYNNEXとの提携により「Red Hat Enterprise Linux」「JBoss Enterprise Middleware」で動くオープンソースアプリケーションをVAR(付加価値再販事業者)やシステムインテグレータに提供する。創業企業は、Alfresco、EnterpriseDB、Ingres、Jaspersoft、Likewise、Pentaho、Zmanda、Zenoss、Zimbra(Yahoo!傘下)の9社。これら9社のオープンソースアプリケーションをSYNNEXの1万5000社以上の再販業者ネットワークを通じて提供する。
主なターゲットは中規模企業で、SYNNEXによると、信頼できるソリューションと運用コスト削減の2つの要因が中規模企業におけるオープンソース採用を後押ししているという。
アライアンスは当初、北米地区に限定したものだが、将来的に他の地区のISV企業にも門戸を開く。
米Red Hat
http://www.redhat.com
米SYNNEX
http://www.synnex.com