マイクロソフト、フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン、大阪電気通信大学の3者は2009年3月30日、マイクロソフトのソースコード開示プログラムを利用して、組み込みOS「Windows Embedded CE 6.0」のカーネルを、Powerアーキテクチャに移植したと発表した。
「Wine 1.1.17」がリリース
Wine HQは3月12日、UNIX系OSでWindowsアプリケーションを動かすためのオープンソースソフトウェアの最新版「Wine 1.1.17」を発表した。WineのWebサイトより、ソースコードとLinux/BSD向けのバイナリパッケージを入手できる。
ネッツ、通信ミドルウェア「Sebrio」に異なるOS向けライセンスのセット製品
ネッツ(本社:東京都国分寺市)は、異機種間通信ミドルウェア製品「Sebrio(セブリオ)」で、異なるOS向けパッケージを1ライセンスずつセットにした「OneOneパッケージ」を2009年4月1日発売する。Windows版、Linux版、Solaris/ x86版、Solaris/SPARC版の各製品の組み合わせを用意した。
アシアル、Visual StudioベースのPHP統合開発環境「VS.Php日本語版 2.6」
アシアル(本社:東京都文京区)は2009年2月27日、PHP統合開発環境(IDE)の最新バージョン「VS.Php日本語版2.6」を発売した。Microsoft Visual Studio .NETのIDEワークベンチ機能を利用してPHPアプリケーションを開発できる。
エクセルソフト、Windows GUIアプリ開発ツールに新版
エクセルソフト(本社:東京都港区)は2009年2月25日、米Rogue Wave SoftwareのWindows GUIアプリケーション開発ツール最新版「Stingray Studio Edition 10.1」の国内販売を開始した。MFC(Microsoft Foundation Class)ライブラリを更新し、Windows Server 2008とVisual Studio 2008に対応した。価格は、32ビット版が32万6550円、32/64ビット版が47万6700円。
Windows用圧縮ツールの新定番「7-Zip」の使い方

普段使わない形式の圧縮ファイルがメールで送られてきて困ったことはないだろうか。かといって、そのためだけに今後使うかどうか分からない圧縮ツールをインストールするのは面倒だ。そこで今回はWindowsに入れておくと便利な圧縮ツールとしてオープンソースの「7-Zip」を紹介したい。7-Zipは、ZIP、LZH、RAR、TAR、GZIP、BZIP2など数多くの圧縮形式をサポートしており、RPMやDEBといったLinuxのパッケージ形式にも対応している。しかも固有の圧縮形式である7zは、圧縮率が非常に高い。対応形式が幅広く、無料で使える7-Zipは、圧縮ツールの新定番と言っても過言ではない。
分散バージョン管理システムGitの使い方入門
バージョン管理システムと言うとSubversionやCVSが有名だが、近年急速にユーザーを増やしているバージョン管理システムに「Git」 がある。GitはLinuxカーネルの開発リーダーとして知られるLinus Torvalds氏が中心となって、Linuxカーネルの開発に使用する目的で開発した分散型バージョン管理システムである。2005年に開発が開始されて以来さまざまなプロジェクトでの採用が進み、現在ではPerl 5やRuby on Rails、Android、Wine、X.orgなど、有名な大規模プロジェクトで採用されるに至っている。
本記事では、このGitを使用するのに必要な「分散型バージョン管理システム」の基本的な考え方を紹介するとともに、Gitの導入方法や基本的なGitの使い方について解説する。
エクセルソフト、カーネル知識不要のUSB/PCIデバイスドライバ開発ツール新版
エクセルソフト(東京都港区)は、USB/PCIデバイスドライバ開発ツールの最新版「WinDriver v10.0」を2009年1月19日発売した。新たにWindows Server 2008とLinuxカーネル2.6.25~2.6.27をサポートした。価格はUSB用、PCI用とも共通。Windows版およびLinux x86/PowerPC版が51万5550円、Windows CE.NET版が64万4700円。
最適化・並列化コードを生み出す最新コンパイラ「インテル コンパイラー」

最近のコンパイラには、出力するバイナリコードをより高速に実行できるようにする「最適化」機能が搭載されている。CPUやPCアーキテクチャがより複雑化している近年、コンパイラによる最適化はより注目を浴びるようになっている。
インテル謹製の数値演算ライブラリ「MKL」を使ってプログラムを高速化
各種スケジューリング処理やシミュレーション、統計処理、デジタル制御や信号処理などの分野では、多次元行列演算や高速フーリエ変換(FFT)、線形計画法など、さまざまな数学的処理が必要とされる。これらの処理に対するアルゴリズムはほぼ完成されており、フリー/商用を問わず、すでに多数の計算ライブラリがリリースされている。その1つが、インテルが提供する「インテル マス・カーネル・ライブラリ」(Intel Math Karnel Library、以下MKL)だ。
マルチメディア処理から信号処理まで幅広く活用できる高速ライブラリ「IPP」
インテル C++ コンパイラーに付属するライブラリの1つに「インテル インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ」(Integrated Performance Premitive、以下IPP)がある。IPPは動画や音声、画像などの処理に向けた関数を備えたライブラリなのだが、実際のところIPPがどのようなものなのか分からない方も多いだろう。そこで本記事では、IPPには何が含まれており、またどのような用途に使えるのか、紹介していこう。
「MediaPortal 1.0」リリース、「Media Center」に対抗
オープンソースのデジタルビデオレコーダープロジェクト、MediaPortalの開発チームは12月22日、「MediaPortal 1.0」をリリースした。Windows XP/Vista、Windows Media Center Edition 2005をサポート、プロジェクトのWebサイトより無料でダウンロードできる。
インフラジスティックス、.NET用のUI開発ツール最新版
インフラジスティックス・ジャパン(本社:東京都渋谷区)は2008年12月24日、最小限のコーディングで最新UIデザインを使った.NETアプリケーションを構築できるUI開発ツールの最新版「NetAdvantage for .NET 2008 Volume 3」を発売した。
クラムワークス、Windows上で動作する仮想Linuxシンクライアント「vROM」
クラムワークス(本社:横浜市)は2008年11月28日、Windows OS上で動作する仮想Linuxシンクライアント「vROM – Thin Client on Windows」を発売した。個人・法人にセキュアなソリューションとして売り込む。Vectorプロレジ販売価格は7980円。法人向けライセンスは個別見積もり(ボリュームディスカウントあり)。
「OpenOffice.org 3.0」のダウンロード、2週間で約530万件に
オープンソースのオフィススイートを開発・提供するOpenOffice.orgは10月26日(米国時間)、最新版「OpenOffice.org」のダウンロード件数がリリースから2週間で500万件を超えたことを発表した。Linuxディストリビューションのレポジトリ経由などの統計はカウントされていないことから、正確な数値はさらに増える可能性がありそうだ。
オープンソースバックアップ技術の米Zmanda、Windows環境向けソリューションを発表
オープンソースのバックアップ復旧ソフトウェアベンダー、米Zmandaは10月13日(米国時間)、Windows環境向けのオンラインバックアップソリューション「Zmanda Internet Backup(ZIB)」を発表した。まずは限定的に提供し、その後一般提供を開始する。
ミラクル・リナックス、Citrix XenApp対応のシンクライアント端末ソフト
ミラクル・リナックス(本社:東京都港区)は2008年9月18日、米Citrix Systemsの「Citrix XenApp」に対応したシンクライアント端末ソリューション「MIRACLE Thinclient Terminal version 3(MTT3)」の販売を開始した。シンクライアント環境でWindowsアプリケーションを利用できる。10ライセンスからの販売で、価格はオープン(要問い合わせ)。
CVS/Subversionを使ったバージョン管理(中編:CVSを使ったバージョン管理)
本特集ではバージョン管理システムの基本的な考え方や用語を解説するとともに、SubversionやCVSを使ったバージョン管理方法について説明していく。前編ではバージョン管理システムの基本事項について解説を行ったが、中編となる本記事では、 CVS(Concurrent Versions System)を使ったバージョン管理について解説する。
米Novellと米Microsoft、「Hyper-V」ゲストOSとしてSLESを共同サポート
米Micorsoftと米Novellは9月10日(米国時間)、Microsoftの仮想化技術「Windows Server 2008 Hyper-V」ゲストOSとして、NovellのサーバーOS「SUSE Linux Enterprise Server(SELS)」を最適化したソリューションを共同で提供することを発表した。
米Sun、サーバー仮想化「xVM Server」を発表、xVMserver.orgも立ち上げ
米Sun Microsystemsは9月10日(米国時間)、サーバー仮想化ソフトウェア「Sun xVM Server」と管理ソフトウェア「Sun xVM Ops Center 2.0」を発表した。また、オープンソースコミュニティ「xVMserver.org」を立ち上げ、xVM Serverのソースコードを公開した。