オープンソースバックアップ技術の米Zmanda、Windows環境向けソリューションを発表

 オープンソースのバックアップ復旧ソフトウェアベンダー、米Zmandaは10月13日(米国時間)、Windows環境向けのオンラインバックアップソリューション「Zmanda Internet Backup(ZIB)」を発表した。まずは限定的に提供し、その後一般提供を開始する。

 ZIBは、米Amazonのストレージサービス「Simple Storage Service(S3)」を活用したオンラインバックアップ・復旧サービス。「Windows Server」「Microsoft SQL Server」「Exchange Server」向けのバックアップソリューションで、ファイル、アプリケーション、データベース、「Active Directory」を含むWindowsシステムのステータス、ネットワーク上のデバイスなどWindows環境全体のバックアップ・復旧が可能。物理マシンと仮想マシンの両方を保護できるとしている。

 スケジューラなど基本的な機能をもち、容易にバックアップ・復旧プロセスを実行できるという。遠隔にあるデータのバックアップも可能。ネイティブなWindowsフォーマットで保存されるため、ユーザーはZIBなしで格納されたファイルにアクセスできる。

 まずは初期顧客向けの限定リリースとして提供、その後、一般提供を開始する。

 Zmandaは同日、MySQL向けバックアップソリューションのWindows版「Zmanda Recovery Manager(ZRM)3.0 for MySQL on Windows」も発表している。

米Zmanda
http://www.zmanda.com