Windows用SCP/SFTPクライアント「WinSCP」の使い方、設定:安全なファイル転送

 ネットワーク経由で安全にファイルを転送する方法として、SCPやSFTPがある。最近では、セキュリティ向上のためファイル転送にFTPではなく、SCPやSFTPを推奨しているサイトも多い。本記事では、Windows用のSCP/SFTP/FTPクライアントである WinSCP を使ってファイルをやりとりする方法を解説する。

マイクロフォーカス、COBOL開発環境の最新版を発売

 マイクロフォーカス(本社:東京都品川区)は、COBOL開発環境の最新バージョン「Micro Focus Net Express 5.1J」(Windows版)と「Micro Focus Server Express 5.1J」(UNIX/Linux版)を2008年9月1日販売開始した。対応環境を拡大。エンタープライズシステムの迅速な開発とCOBOL資産の有効活用を支援するという。出荷開始は9月30日。

Windows、Xbox、iPodをMythTVのフロントエンドとして利用する方法

 デジタル・ビデオ・レコーダー(DVR)の普及が進みつつある。実際米国では、DVRの代表的な存在であるTiVoという言葉が、動詞としても使われるようになった。つまり、DVRがそれだけ身近になってきたということだ。コンピュータをDVRへと変身させるフリー/オープンソース・アプリケーションとして数年前に登場したMythTVは、Linuxユーザの間で人気を高めてきた。だが、ほんの少しの手間をかければ、Windows XPやWindows Vista、Xbox、さらにはApple iPod Classicも、MythTVのフロントエンドとして利用することが可能だ。

ノベル、Xenを活用したWindowsサーバ仮想化ソリューション販売開始

 ノベル(本社:東京都品川区)は2008年8月7日、オープンソース仮想化ソフトの「Xen」を活用したサーバ仮想化ソリューション「Xen仮想化スターターキット」の販売を開始した。Windowsサーバを仮想化によって統合する中堅中小企業が対象。コスト重視で、素早く容易に仮想化できるという。

coLinuxに第2の息吹

 Cooperative Linux(coLinux)は、GNU/LinuxがそのままWindows上で動作するという、仮想化の分野で独自の位置を占めている。2000年に始まったプロジェクトではあるが、最近やっと0.72になったばかり。しかし、andLinuxUlteo Virtual Desktopなどの著名プロジェクトに基盤技術を提供するだけのものは持っている。UbuntuのWubiやFedoraのLive USB-Creatorといったツールが示す通り、今、Windowsの利用者をGNU/Linuxに引き寄せることに関心が集まっている。そんな今こそ、coLinuxの背後にある技術に注目すべきではないだろうか。

格段に向上したWin4Lin 5.0

 どうしても必要なWindowsアプリケーションをLinux上でも利用可能にするためのソフトウェアは今やいくつも存在する。そのような中でWin4Linは、サポートにお金を支払っても良いと考える人々向けの安価なツールとして何年にも渡って生き残ってきた。最近リリースされたWin4Lin 5のUbuntu版は30ドルだが、前リリースの難点を一掃したうえ「ほぼネイティブの性能」という謳い文句を実現している。

仮想アプライアンス入門

 仮想マシンが世間を賑わしている。仮想マシンそのものは、メモリやディスク領域、プロセッサ、ネットワークカードといった各種リソースを記述したコンテナにすぎない。物理的なマシンと同じように、ソフトウェア(オペレーティングシステムやアプリケーション)によって動作する。仮想マシンにこうした実体のあるソフトウェアを組み合わせたものが仮想アプライアンスだ。Linuxディストリビューションや各種専用アプリケーションのなかには、仮想アプライアンスとして提供されているものがある。パッケージングが容易なこともあって、仮想アプライアンスは探すべき場所さえ知っていればいくらでも見つかる。