「OpenOffice.org 3.0」のダウンロード、2週間で約530万件に

 オープンソースのオフィススイートを開発・提供するOpenOffice.orgは10月26日(米国時間)、最新版「OpenOffice.org」のダウンロード件数がリリースから2週間で500万件を超えたことを発表した。Linuxディストリビューションのレポジトリ経由などの統計はカウントされていないことから、正確な数値はさらに増える可能性がありそうだ。

 OpenOffice.orgのマーケティング担当者John McCreesh氏がブログで発表した。10月25日深夜の時点で、10月14日にリリースした最新版のダウンロードは529万件という。最初の1週間で300万件に到達したというから、順調に数を伸ばしていることがわかる。内訳は、Windowsが最も多く443万件を占めた。Macは49万件、Linuxは33万件だった。

 OpenOffice.org 3.0のリリース初日にはOpenOffice.orgのWebサイトがダウンし、簡易ページにてダウンロードのリンクに誘導していた。

 OpenOffice.orgは29日、「OpenOffice.org 2.4.2」もリリースしている。同バージョン2系のバグを修正するもので、WMFファイルとEMFファイルに関する脆弱性が修正されている。これらの脆弱性は、3.0には影響ないという。

OpenOffice.org
http://www.openoffice.org

「OpenOffice.org 2.4.2」ダウンロード
http://download.openoffice.org/index.html