Virt-Managerプロジェクト、「virt-viewer 4.0」を公開
Virt-Managerプロジェクトは6月30日、仮想マシン管理ツール「virt-viewer 4.0」を公開した。実験扱いとなっていたWindowsインストーラが強化されている。
virt-viewerは、Xen、KVNなどの仮想化ゲストOSを管理するソフトウェアプロジェクトVirt-Managerの一部。virt-viewer 4.0ではgtk2ビルドのサポートがなくなり、GSLice、GtkStockなどの使用も廃止された。一方で、GtkApplication API、GResourceなどを使用するよう変更されている。接続に支障があった際ウィンドウが開いたままにならない、コマンドラインのパーシンング時にXディスプレイを開かないなどの強化が加わった。ウィンドウタイトルも修正した。
実験的に導入しているWindowsインストーラでは、32ビットおよび64ビット版の両方が用意される。依存性では、spice-gtk、glib2、gtk3、libvirt-glibの最小要件がそれぞれ、バージョン0.31、2.38、3.10、0.1.8に変更されている。
virt-viwer 4.0は、Virt-Managerのプロジェクトページより入手できる。
Virt-Manager
https://virt-manager.org/