米Parallels:Mac上で複数のOSを同時に使えるソフトの新版

 米Parallelsは7日(米国時間)、Intel版MacでWindowsなど複数のOSを同時に実行できるソフトの最新版「Parallels Desktop 3.0 for Mac」を発売した。06年6月に発売したソフトのメジャーアップデートで、50以上の新機能を追加した。

 Mac OSのデスクトップ上に別のOSを立ち上げて同時に利用できる仮想マシンソフト。Appleの「Boot Camp」のような再起動が不要なのが特徴。Windowsのほか、Linux、FreeBSD、Solaris、OS/2、MS-DOSもゲストOSとして利用できる。

 主な新機能は、▽特定のファイル形式を開くOSとアプリの組み合わせを指定できる「SmartSelect」▽各OSの状態を自動的にバックアップ保存して、問題が生じたときに前の状態に戻せる「Snapshots」▽WindowsとMacOS間のファイルおよびフォルダ共有――など。

 価格は79.99ドルで、既存ユーザーは49.99ドルでアップグレード可能。同社サイトからダウンロードして、フル機能を無料で15日間試用できる。【高森 郁哉/Infostand】

Parallels
http://www.parallels.com/