日本エフ・セキュア、VMware対応の業界初スパム対策メールソリューション

 日本エフ・セキュアは、仮想OS「VMware」に対応したスパム対策メールソリューション「F-Secureメッセージゲートウェイ」を発売したと発表した。

 MLX技術を採用しており、メールに含まれる20万以上の構造やコンテンツ属性を検査し、スパムメールやフィッシングメールを防止。Linuxとともに業界で初めて仮想OS「VMware」上で動作するソフトとして販売する。

 高精度のスパム検出エンジン、「隔離メール通知機能」などを備えた。「隔離メール通知機能」では、スパムメール、フィッシングメールに分類されたメールを自動的に隔離し、ユーザーごとで定期的に隔離メール確認リストを送付する。

 「ダイナミックレピュテーション機能」も搭載。IPアドレスレベルでSMTP接続のモニタリングを行い、疑いのあったり、悪意のある接続を自動的にブロックか抑制する。サービス拒否(DOS)攻撃などのネットワーク攻撃も防ぐ。「ゼロアワーウィルス対策」では、インターネットでの拡散が始まり、パターンファイルも作成されていない初期段階のウィルスからも保護する。

 税別価格は、ライセンスと初年度保守費用込みで500ユーザー以下が79万円、700ユーザー以下が104万円など。日本エフ・セキュアでは企業やISP、IDCをターゲットに初年度100ライセンスの販売を目指す。

日本エフ・セキュア=http://www.f-secure.co.jp/

提供:BCN