「Selenium 2.6」リリース 、「Grid」や「WebDriver」などの安定性や機能が大きく改善される

 Webアプリケーションテストフレームワーク「Selenium」開発チームは9月16日、最新版「Selenium 2.6」を公開した。安定性の向上や改良が多数加えられており、複数のマシンや環境でテストを自動実行させる機構「Grid」やテスト実行エンジン「WebDriver」などが大きく改善されている。

米AMD、さまざまなケースに対応するテストインフラ「Tapper」をオープンソースで公開

 米Advanced Micro Devices(AMD)がオープンソースのテストインフラ「AMD Tapper」を公開した。OSや仮想化も含めたさまざまなテストのためのオープンソースインフラで、QA部門における計画から実行、レポートまでを含めたテストライフサイクルの継続的な支援を目的とする。

リモートデバッガ/プロファイラを利用したデバッグ&性能解析

 ネットブックやMIDといったリソースの少ないマシンで動作するアプリケーションをデバッグする場合、実行環境とは異なるマシンでアプリケーションの動作状況をモニタリングするリモートデバッグが有用だ。本記事ではGDBや「インテル アプリケーション・デバッガー」でリモートデバッグを行う基本的な手順を紹介するとともに、「インテル VTune パフォーマンス・アナライザー」を用いたパフォーマンス解析についても紹介する。

HDD/SSDの健康診断を行うS.M.A.R.T.対応ツール「CrystalDiskInfo」 の使い方

 今回紹介するのは、ハードディスクの健康状態をチェックするツール「CrystalDiskInfo」だ。パソコンを構成する部品の中でも、ハードディスクは極めて重要である。ハードディスクの故障はデータの喪失を意味しているため、非常にダメージが大きい。ハードディスクの健康状態は外から見ているだけでは分からないため、このようなツールを使って定期的に確認しておきたい。

セキュリティフライデー、Webアプリ開発向けデバッグ機能を搭載したWebブラウザ

 山武を中核とするazbilグループのセキュリティフライデー(本社:神奈川県藤沢市)は、Webアプリケーションの開発向けに、デバッグ機能を搭載したWebブラウザ「WebTaster/ウエブテイスター」を2009年10月26日発売する。ライセンス価格(税別)は、1ホスト7万8000円、2ホスト目以降は半額の3万9000円。

Parallel Studioを活用したソフトウェアの並列化:AACエンコーダを高速化する

 プログラムの高速化が強く求められている分野の1つに、画像処理や音声処理、動画処理といったマルチメディア処理が挙げられる。これらのプログラムは処理すべきデータ量も多く、また行う処理も非常に複雑である。そのため、PCの処理速度が向上した現在でも「時間がかかる処理」の代表であり、このような処理にこそ並列化による処理速度の高速化が期待されている。本記事ではフリーの音声エンコーダ「FAAC」をインテルの並列プログラミング支援ツール「Parallel Studio」を使って並列化し、その処理速度を高速化する試みを紹介する。