セキュリティフライデー、Webアプリ開発向けデバッグ機能を搭載したWebブラウザ

 山武を中核とするazbilグループのセキュリティフライデー(本社:神奈川県藤沢市)は、Webアプリケーションの開発向けに、デバッグ機能を搭載したWebブラウザ「WebTaster/ウエブテイスター」を2009年10月26日発売する。ライセンス価格(税別)は、1ホスト7万8000円、2ホスト目以降は半額の3万9000円。

 Webページにアクセスしながら、必要なページでデバッグ用データを送信。特別にデバッグ専用のページを作成する必要がなくなり、工数を抑えられるという。ソフトウエア開発担当者に高度なWeb技術の知識がなくとも、比較的簡単にデバッグが可能で、モジュール開発の段階から総合評価、開発発注元での受け入れ検査まで利用できるという。

 Internet Explorerベースのフルブラウザで、フォーム書き換え機能、クッキー書き換え機能、評価シート作成支援機能、評価ログ出力機能などを備える。また、デバッグ用途のほか、SQLインジェクションなどWebアプリケーションのセキュリティ診断にも利用可能。今後はセキュリティ関連機能の強化を図っていく予定で、2011年度に5000万円の売上を見込んでいる。

セキュリティフライデー
http://www.securityfriday.com/jp/