マルチコア時代の新開発ツール「インテル Parallel Studio」

 インテルが新しい開発ツール「インテル Parallel Studio」を発表した。Parallel StudioはマルチコアCPUで高いパフォーマンスを発揮するソフトウェアを開発するためのツールで、並列化機能および強力な最適化機能を備えたコンパイラや並列化関連ライブラリ、デバッガ、プロファイラから構成されている。本記事では、このParallel Studioの機能や特徴を紹介する。

ソフトウェア高速化の鍵は「並列化」:いま注目される並列化技術を知る

 従来は高級サーバーでしか採用されていなかったマルチCPU/マルチコアが、一般的なPCにも普及しつつある。このようなマルチCPU/マルチコア環境において、高速に動作するアプリケーションを開発するために注目されているのが「並列化」技術である。本記事では、この並列計算の基本的な考え方やそのメリット、利用できるライブラリなどについて紹介する。

マルチスレッド/並列プログラミングの必携ツール「インテル Parallel Studio」徹底活用

 Intel Core 2シリーズの登場以来、一般的なPCにおいてもマルチコアCPUが普及しつつある。それとともに注目を浴びつつあるのが、プログラムの並列化/マルチスレッド化だ。そんな中、インテルから、並列プログラミングを強力にサポートする開発ツール「インテル Parallel Studio」(以下、Parallel Studio)が登場した。

テクマトリックス、C/C++対応テストツール最新版「Parasoft C++test 7.2」日本語版を発売

 テクマトリックス(本社:東京都港区)は2009年2月9日、米Parasoftが開発したC/C++対応テストツールの最新バージョン「Parasoft C++test 7.2」日本語版を発売した。C/C++ソフトウェア開発の単体テストと静的検証を自動化する自動ユニットテストツールで、組み込みソフトウェア環境のサポートなどを充実させた。

伊藤ソフトデザイン、iPhone向けユニットテストフレームワークをオープンソース公開

 ソフトウェア受託開発の伊藤ソフトデザイン(本社:秋田県大仙市)は2009年1月30日、自社開発のiPhone開発者向けユニットテスト(単体テスト)フレームワーク「iUnitTest」をオープンソースソフトとして公開した。プロジェクト共有・公開サイト「GitHub」からダウンロードできる。

libfaketimeでプロセスに通知する現在日時を変更する

 libfaketimeを用いると、プロセスに通知する現在日時を、マシンのシステムクロックとは異なる日時にすることができる。虚偽の日時を設定するというこの機能は、システム日時の参照に直接関連する機能だけでなく、更新日時など、ファイルのタイムスタンプ機能にも影響を及ぼす。libfaketimeを用いれば、マシンのシステムクロックを変更することなく、プログラムの将来の動作や異なるタイムゾーンでの動作をテストすることができる。ネットワークアプリケーションにおいては、タイムゾーンのテストができると便利である。ローカル環境ではまだ有効な証明書の期限が、あるタイムゾーンでは切れているということがあり得るからだ。

IPA、開発者向けにTCP/IP脆弱性検証ツール最新版を無償貸出

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は2009年1月8日、TCP/IPを実装したソフトウェアの脆弱性検証ツール最新版を開発者向けに貸出開始した。既知の脆弱性を体系的に検証し、再発を防止できるという。費用は無償で、貸出期間は1年間(更新可能)。日本国内の製品開発ベンダーで、法人格を持つ事業体が対象。

テクマトリックス、SOAシステム試験ツール「SOAtest」最新版をリリース

 テクマトリックス(本社:東京都港区)は2008年12月24日、米Parasoftが開発したSOAシステム試験ツールの最新バージョン「Parasoft SOAtest 5.5.2」を発売した。Webサービスを、相互運用性などさまざまな角度から検証するソフトで、「XML Assertor」機能を追加し、対応プロトコルを充実させた。

リンク、オープンソースソフトを使った低価格な負荷テストサービス

 リンク(本社:東京都港区)は2008年12月16日、エーティーワークス(本社:富山市)と共同運営するホスティングサービス「AT-LINK 専用サーバ・サービス(at+link)」の利用者向けオプションとして、オープンソースソフトウェアを活用した「負荷テストサービス」を提供開始した。価格は基本プラン1回19万9500円から。

日立ソフト、バグに直結するコードを指摘するJavaコード診断ツール「anyWarp CodeDirector V5.2」

 日立ソフトウェアエンジニアリングは2008年12月8日、プロジェクト全体のコーディングルール違反をチェックできる集中型Javaコード診断ツールの最新バージョン「anyWarp CodeDirector(エニーワープ・コードディレクター) V5.2」を発表した。新たに、バグに直結しやすいコードを指摘する31のルールを追加した。12月10日発売する。