Dell:スーパーで販売開始、直販方式を軌道修正

 米Dellは5月24日(米国時間)、大手スーパーの米Wal-Mart Storesなどで、パソコンの販売を開始すると発表した。従来は店頭で販売せず、インターネット・電話注文による直販が原則だったが、両にらみに転じる。同社は最近、世界シェアが1位から2位に転落しており、創業以来のビジネスモデルを軌道修正した。

ソニー、約22.5mmのスリムノートPC、「VAIO」発売10周年を記念して

 ソニーは5月17日、個人向けパソコン「VAIO(バイオ)」の07年夏モデル第2弾を発表した。ラインアップは、ノートPC「type T」4機種、「type F」「type N」各1機種、ハイエンドデスクトップPC「type R master」の計4シリーズ10機種で、「type T」「type R master」は、店頭販売の標準モデルとカスタマイズ可能な「VAIOオーナーメードモデル」を用意する。

パソコン:米国は「第3の市場」に転落 アジアが逆転

 調査会社の米Gartnerはこのほど、07年第1四半期の世界のパソコン出荷台数は前年同期比8.9%増の6270万台だったと発表した。地域別の内訳は、欧州・中東・アフリカ(EMEA)が2160万台、アジア・太平洋(日本は除く)が1570万台、米国が1480万台。米国が初めてアジア・太平洋に抜かれ、三番目の規模に転落、先進国市場の成長鈍化が鮮明になった。

ソニー、「VAIO」夏モデルを4月21日から発売、Core 2 Duo搭載モデルを拡充

 ソニーは4月10日、個人向けパソコン「VAIO(バイオ)」の07年夏モデルを発表した。ノートPC「type F」4機種、「type N」1機種、「type C」7機種、ボード型のデスクトップPC「type L」12機種の計4シリーズ24機種をラインアップし、ノートPCはすべて店頭販売する標準モデル。デスクトップPCでは、CPUなどの仕様をカスタマイズできる「VAIOオーナーメードモデル」も用意する。

表舞台に立つ準備を整えたLinuxBIOS

7年間の活動を経てようやく、LinuxBIOSプロジェクトはフリーのBIOSをコンピュータの標準オプションにしようというところまで到達した。リソースの不足、一部の独占的チップセットメーカーやOEM業者からの抵抗といった大きな問題が残ってはいるが、LinuxBIOSにとって有利なのは、あと数ヶ月もすればコンピュータの平均的な購入者が入手できるようになることだ。