仙台を中心にデータセンター事業を展開している株式会社エスツーでは、顧客の要望に応じたインフラ構築を行うことで、ゲーム・芸能業界や官公庁などその要件にマッチした最適なビジネス基盤を提供している。同社では急激なトラフィック増にも耐えられる柔軟なシステム環境を望む顧客に対して、クラウドコンピューティング(以下、クラウド)をベースにしたインフラ構築を行っているが、クラウド運用に欠かせない仮想ネットワーク基盤として広く普及している「MidoNet」とともにその中核基盤として採用されているのが、エンタープライズ向けに最適化されたOpenStackディストリビューション「SUSE OpenStack Cloud」だ。
SUSEの親会社AttachmateがMicro Focusと合併、合併後もopenSUSEプロジェクトの位置付けは変わらず
LinuxディストリビューションSUSEの母体となっている米The Attachmate Groupと英Micro Focusが合併する計画を発表した。合体によりインフラソフトウェア企業を目指すというもので、openSUSEとして展開してきたオープンソース活動についてどのような影響があるのか、SUSEがコミュニティに説明している。
米NovellとAttachmateとの合併が完了、同時にCPTNへの特許売却も完了
米Novellは4月27日(米国時間)、米Attachmateとの合併が完了したことを発表した。AttachmateがNovellを吸収合併するにあたって条件の一部となっていたNovellの特許についても、予定通りCPTN Holdingsによる取得が完了したと報告している。
米・独の規制当局が米Microsoftら4社による米Novellの特許取得にゴーサイン、だが条件は変更
米司法省(DOJ)は4月20日(米国時間)、米Novellの特許取得を目的に結成されたコンソシアムCPTN Holdingsに対し取引を承認するとともに、DOJの懸念を受けてCPTNが取引条件を変更したことを明らかにした。同日、ドイツの規制当局Bundeskartellamt(Federal Cartel Office:FCO)も取引にゴーサインを出したことを発表した。
OSIとFSF、米司法省に米Novellの特許を取得するCPTN Holdingsへの調査を依頼
Open Source Initiative(OSI)とFree Software Foundation(FSF)は1月19日、米司法省に対し、米Novellの特許を取得するCPTN Holdingsの取引内容に関する調査を共同で依頼したことを発表した。これまで表向きにタッグを組むことが少なかった2団体の、前例のない共同活動となる。
NovellとAttachmate、Novellの売却に対し「openSUSEプロジェクトに変更はない」「UNIXの著作権を今後も所有する」とコメント
米Novellの売却が発表され、同社の抱えるオープンソースプロジェクト「openSUSE」の今後が注目されるが、同社を買収する米Attachmateが声明文を発表している。それによると、今後もopenSUSEプロジェクトに変更はないようだ。
Attachmate、米Novellを買収。一部特許は米Microsoft率いるコンソーシアムに売却へ
米Novellは11月18日(米国時間)、米Attachmateによる買収に合意したことを発表した。買収金額は約22億ドル。同時に、米Microsoftが率いるコンソーシアムに800件以上の特許を売却することで合意したことも発表した。
米Novell、Linuxアプライアンスの情報を扱うフォーラム「SUSE Gallery」をオープン
米Novellは7月27日(米国時間)、Linuxソフトウェアアプライアンスの情報を扱うオンラインフォーラム「SUSE Gallery」を開設したことを発表した。開発者は、「SUSE Studio」を使って構築したLinuxアプライアンスを同ギャラリーで公開できる。
米Novell売却の可能性、ヘッジファンドが買い取りを申し出
米Novellは3月2日(米国時間)、ヘッジファンドの米Elliott Associatesより買収提案を受けたことを明らかにした。提示価格は1株あたり5.75ドル、総額約18億ドルとなる。Novellの取締役会に宛てた公開書簡でElliotは、戦略の失敗を指摘している。
米Novellと台湾MSI、「SUSE Moblin」搭載のネットブックを発表
米Novellと台湾Micro-Star International(MSI)は1月7日(米国時間)、Novellの軽量Linuxディストリビューション「SUSE Moblin」を搭載したネットブック「MSI U135」を発表した。Novellサポートが付いたMoblinを搭載する初のネットブックとなる。
openSUSE project、openSUSE 11.2 正式版をリリース
米Novellが出資するopenSUSE Projectは11月12日、最新のLinuxディストリビューション「openSUSE 11.2」正式版をリリースした。プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
米Novell、Visual StudioでLinuxやMac OS X、UNIX向け.NETアプリを開発するツールを公開
米Novellは11月10日(米国時間)、「Mono Tools for Visual Studio」の正式版を発表、提供を開始した。米Microsoftの統合開発環境(IDE)であるVisual Studio向けのアドインモジュールで、Visual Studioを利用してLinuxなど非Windows向けの.NETアプリケーションを開発できる。
米Novell、「Google Wave」と相互依存可能なコラボレーションプラットフォーム「Novell Pulse」
米Novellは11月4日(米国時間)、企業向けリアルタイムコラボレーションプラットフォーム「Novell Pulse」を発表した。単一のインターフェイスでメッセージを管理でき、「Google Wave」との相互運用性もある。
米Novell、「SUSE Linux Enterprise 10」のSP3情報を公開
米Novellは「SUSE Linux Enterprise Server(SLES) 10」「SUSE Linux Enterprise Desktop(SLED) 10」の最新の拡張機能バンドル「Service Pack 3(SP3)」のリリースノートを自社Webサイトで公開した。2008年5月にSP2を公開以来のService Packとなる。
米Novell、ソフトウェア開発を容易にする「SUSE Appliance Program」正式版発表
米Novellは7月28日(米国時間)、ISVが「SUSE Linux Enterprise Server(SLES)」ベースのソフトウェアを容易に構築できるプログラム「SUSE Appliance Program」の正式版を発表した。ソフトウェア構築と配信を容易にするという。
米IntelとNovell、共同でネットブック向け「Moblin」を促進へ
米Intelと米Novellは5月7日(米国時間)、Linuxベースのモバイルプラットフォーム「Moblin」を共同で推進することで提携したことを発表した。ネットブックなどのモバイル端末を設計、製造するOEMやODMによるMoblinの受け入れを促進する。
米Novell、「GroupWise」へのマイグレーションプログラムを発表
米Novellは4月23日(米国時間)、自社グループウェア「Novell GroupWise」マイグレーションプログラムを発表した。「Microsoft Exchange」など競合製品からのマイグレーション顧客は、割引年間メンテナンス料金を払うとGroupWiseのライセンスを無料で取得できる。
相互運用性が強化された「SUSE Linux Enterprise 11」
ノベルが提供するSUSE Linux Enterprise(以下、SLE)は、Red Hat Enterprise Linuxと双璧をなす商用Linuxディストリビューションだ。その最新版である「SUSE Linux Enterprise 11」が2009年3月27日にリリースされた。高度なシステム管理、Windowsとの高い相互運用性、安定した仮想化環境など、エンタープライズ市場に不可欠な機能をサポートする。
米Novell、クラウドイニシアティブ「Service-Driven Data Center」を発表
米Novellは4月9日(米国時間)、次世代データセンタービジョン「Service-Driven Data Center」を発表した。データセンターの構築、管理、運行、測定を低コスト、低リスクで実現するもので、同社のクラウドコンピューティング戦略の中核となる。
Linux Foundation、開発者向けサービスで「openSUSE Build Service」を提供
Linuxを推進する非営利団体Linux Foundation(LF)とopenSUSE Project(米Novell支援)は4月8日(米国時間)、LFの開発者コミュニティLinux Developer Network(LDN)で、openSUSE ProjectのLinuxパッケージ構築ツール「openSUSE Build Service」を提供することを発表した。