Red Hat、Linuxにリアルタイム機能を追加する新ソフトを発表――金融業界を主なターゲットに2008年初めに出荷予定

 米国Red Hatは12月4日、メッセージング/リアルタイム/グリッド機能を統合したソフトウェア「Red Hat Enterprise MRG(Messaging、Realtime、Grid)」を発表した。同ソフトはLinux OSにリアルタイム処理機能を追加するもので、メッセージングやトランザクションの高速処理ニーズが高い金融サービス業界を中心に提供していく構えだ。

インフォマティカ、データ統合ソリューション最新版販売開始 リアルタイム機能を強化

 インフォマティカ・ジャパン(本社:東京都新宿区)は2007年11月5日、データ統合ソリューションの最新版を日本市場向けに販売開始した。データ統合エンジン「PowerCenter 8.5」とデータアクセス製品「PowerExchange 8.5」で構成され、最小構成価格は1170万円から。12月25日から出荷開始する。

BEA、TPモニタ新版「Tuxedo 10.0」をリリース――SALT新版とトランザクション追跡製品も同時出荷

 米国BEA Systemsは10月2日、トランザクション処理(TP)モニタの新版「Tuxedo 10.0」をリリースした。新版では、SOA(サービス指向アーキテクチャ)環境でのTuxedoアプリケーションのサポートを強化したほか、最新の暗号化技術を導入しセキュリティ機能の向上を図っている。

YDC、無停止サーバーをバンドルしたEDIシステム構築サービス

 ワイ・ディ・シー(YDC、宮坂博社長)は、日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾代表取締役社長執行役員)の「HP Integrity NonStopサーバ」と、データ・アプリケーション(DAL、橋本慶太社長)の「ACMS E2X」を活用したEDIシステム「B2Bプレミアム エントリパック」を発売した。税別価格は最小構成で5790万円から。

日本オラクル、SOAに基づく業務プロセス統合のためのソフト

 日本オラクル(新宅正明社長)は、SOAに基づく業務プロセス統合のためのソフトウェア「プロセス統合パック」を7月10日に発売した。ラインアップは「Oracle E-Business Suite Order Management」と「Siebel CRM On Demand」の統合パック、「Oracle E-Business Suite Order Management」と「Siebel CRM」の統合パックの2種類で、価格は1CPUあたり375万円から。

イージフ、米OpenLogicと提携 オープンソースECMのサポートに活用

 オープンソースソフトウェアのコンサルティング・サポートを手がけるイージフ(本社:東京都港区)は2007年6月12日、米OpenLogicと提携したと発表した。イージフが提供するオープンソースECM「Alfresco」の企業向けソリューションサービスに、OpenLogicの動作検証済みオープンソースソフトウェアスタックを活用してゆく。

日立、業務プロセスの迅速なシステム化に向け「Cosminexus」を大幅強化――SOA化のリファレンス・アーキテクチャと適用ガイドを提供

 日立製作所は、同社の統合システム構築基盤「Cosminexus」を強化し、業務プロセスの迅速なシステム化を実現するための製品群を6月6日から発売すると発表した。また、強化の一環としてデータベースやOLTPモニタなど主要ミドルウェア関連製品を同ブランドに統合、体系化したことを明らかにした。

レッドハット、「JBoss Enterprise Middleware」製品群を発表――サポート体制を強化し、新たな販売パートナーも獲得

 レッドハット株式会社は5月23日、オープンソースの新ミドルウェア製品群「JBoss Enterprise Middleware」を発表した。米国Red Hatが昨年6月に買収したJBossの製品体系を整理したもの。基盤ソフトウェア3製品と開発フレームワーク4製品で構成され、6月中旬から順次出荷を開始する。