セゾン情報システムズ、「HULFT」用データ連携ミドルウェア最新版を発売

 セゾン情報システムズは2007年8月21日、同社が開発したファイル転送ツール「HULFT(ハルフト)」のデータ連携ミドルウェアの最新版「HULFT-HUB Ver.2」を発表した。機能強化したほか、対応プラットフォームにLinuxを追加した。8月29日から販売する。

 5300社の採用実績があるというメッシュ型ファイル転送ソフトのHULFTを集中制御・管理して、ハブ・アンド・スポーク型のネットワークを構築できるミドルウェア。各拠点に導入した多数のHULFTを集中管理できるほか、全ての通信状況を管理できる中継機能、多拠点への同報機能などを備える。

 最新版では、転送データを一時的に格納できる蓄積機能を追加し、蓄積データの容量制限や転送先が非アクティブ時の転送保留などが可能になった。対応OSは、基盤ソフト「HULFT-HUB Server」がHP-UX、Solaris、AIX、Linux。管理ソフト「HULFT-HUB Manager」がWindows 2000/XP、Windows Server 2003。

 価格は、Serverが1ライセンス120万円から、Managerが同50万円から。2007年度で1億円以上、2009年度までに累計10億円以上の売り上げを目指す。【鴨沢 浅葱/Infostand】

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