Intel、クアッドコア・プロセッサ「Core 2 Extreme」を11月から出荷開始へ──Intel Developer Forumリポート

 米Intelは9月26日、サーバおよびゲームPC向けのクアッドコア・プロセッサ「Core 2 Extreme」(開発コード名:Kentsfield)を11月に投入すると発表した。サンフランシスコで開催された同社主催の開発者向けコンファレンス「Intel Developer Forum(IDF)」(9月26日〜28日)で、同社CEOのポール・オッテリーニ氏が明らかにしたもの。

Oracle、Itanium 2を正式サポート──ソフトウェア動作保証を開始へ

 Oracleはまもなく、Itanium 2ベースのサーバ・プラットフォームにおける自社データベース・ソフトウェアの動作保証を開始するもようだ。9月25日にサンフランシスコで開催された業界団体Itanium Solutions Alliance(ISA)主催のイベント「Itanium Solutions Summit」に参加したOracleの代表者が明らかにしたもの。

Intel、マルチコア対応ソフトの開発を支援するスレッディング・ツールを発表

 米Intelは8月28日、同社の新型マルチコア・プロセッサの能力を引き出すソフトウェアの開発を支援する複数のスレッディング・ツールを発表した。同社では、これらのツールを活用することで、マルチコア・プロセッサ上で稼働する既存の開発ツールのパフォーマンス向上を実現できるとしている。

AMD、新型Opteronプロセッサ「Rev F」を正式リリース

 米AMDは8月15日、人気の高いサーバ・プロセッサで、同社をIntelの強力なライバルに押し上げる原動力となったOpteronプロセッサの新バージョン「Rev F」(これまで次世代Opteronプロセッサと呼ばれていた)をリリースした。ヒューレット・パッカード(HP)、IBM、Sun Microsystemsなどのシステム・ベンダーが、同プロセッサを搭載したサーバ製品の販売を計画している。

Intel幹部が語る「サーバ・プラットフォーム戦略」最新動向と今後の展望

 Intelは、ここにきて、65nm(ナノメートル)プロセス技術によるマイクロプロセッサの量産製造や、Intel「Core」マイクロアーキテクチャへの移行、先進技術を搭載した次世代プラットフォームの普及促進などに注力するなど、過去1年間にAMDの激しい攻勢によって失ったサーバ市場のシェアを巻き返すべく、新たな事業を相次いで開始している。なかでも、Intelが強くアピールしているのが、「電力効率改善」と「仮想化」への取り組みだ。同社のサーバ・プラットフォーム戦略の最新動向と展望について、米Intelのデジタル・エンタープライズ事業本部副社長兼サーバ・プラットフォーム事業部長、カーク・スカウゲン氏に話を聞いた。

AMDとIntelのハードウェア仮想化技術で何が実現されるのか

 米AMDと米Intelが提供し始めたハードウェア仮想化技術は、ブレイクスルーとまではいかないが、ブレイクスルーの端緒であることは明らかだ。AMDの「SVM(Secure Virtual Machine)」と、Intelの「VT(Virtualization Technology)」は、CPU設計上の前提の著しい変化と、その結果としてのアーキテクチャの大幅な変更を意味している。

米Intel:携帯機器プロセッサーから撤退、事業売却

 米Intelは27日(米国時間)、携帯電話やPDA向けのプロセッサーから撤退し、米Marvell Technology Groupに事業を売却すると発表した。90年代後半からこの分野に進出したが、苦戦が続いており、今後は原点のパソコンやサーバー分野に注力する。Intelは1〜3月期決算が大幅減益となり、経営見直しを迫られていた。