IBM、UNIXサーバ向けプロセッサ「POWER6」を発表――省電力化を図りつつ処理速度をPOWER5の2倍に 2007年5月22日19:34 米国IBMは5月21日、ハイエンドUNIXサーバ向けの新プロセッサ「POWER6」、および同プロセッサを搭載した新サーバ「IBM System p 570」を発表した。同社では、POWER6は旧POWER5よりも処理速度が2倍に向上したとしている。
AMD、デスクトップPC向けクアッドコア「Phenom」で巻き返し――チップ製品投入は今年下半期の予定 2007年5月14日19:20 米国AMDは5月14日、新設計のデスクトップPC向けクアッドコア対応プロセッサ「Phenom」を2007年下半期に市場投入することを明らかにした。同社は既存のAthlonプロセッサに代わる新世代プロセッサの提供時期を明らかにすることで、クアッドコア製品で先行するIntelに対する競争優位性をアピールしたい考えだ。
テキサス大学、毎秒数兆回の計算を実行するプロセッサのプロトタイプを発表――産業界や科学分野などでの活用に期待 2007年4月26日20:09 米国テキサス大学コンピュータ学科の研究チームは4月24日、毎秒数兆回の計算を実行できる、汎用コンピュータ向けプロセッサ「TRIPS(Tera-op, Reliable, Intelligently adaptive Processing System)」のプロトタイプを発表した。TRIPSは、膨大な数のアプリケーションを同時に処理できる性能を有しており、今後は産業界や科学分野などでの活用が期待されている。
Intel、IDFで次世代プロセッサ「Penryn」の詳細を発表――ほかにも20を超える新技術を一挙公開 2007年4月17日18:03 米国Intelは4月16日、17日と18日に中国・北京市で開催される「Intel Developer Forum(IDF)Spring 2007」において発表を予定している新技術/製品の内容を明らかにした。
インテル、動作周波数2.63GhzのクアッドコアCPU「Core 2 Extreme QX6800」 2007年4月11日09:10 インテル(吉田和正、ロビー・スウィヌン共同社長)は4月10日、同社最速のデスクトップPC向けクアッドコアCPU「インテル Core 2 Extreme QX6800」を発表した。
Intel、次世代プロセッサ「Penryn」の製造を年内に開始――45nmプロセスで、AMDに一歩リード 2007年3月30日12:45 米国Intelは3月28日、次世代プロセッサ「Penryn」の製造を2007年末までに開始すると発表した。電力効率を高めながら、3GHzを超えるクロック周波数を実現するという。
Intel、電力効率に優れたサーバー用クアッドコアCPUの出荷を開始 2007年3月14日10:22 インテル(吉田和正、ロビー・スウィヌン共同社長)は3月13日、電力効率に優れ、50ワットで動作するクアッドコアCPU「Xeon L5320」「Xeon L5310」を発表した。
日本AMD、高効率・低消費電力のCPU「Opteron」3モデルを発売 2007年2月9日15:01 日本AMD(森下正敏社長)は、68ワットの高効率と、95ワットのメインストリームの熱設計電力(TDP)を採用したCPU「Opteron」の出荷を開始すると発表した。
Sun、次世代プロセッサ「Rock」の開発が最終段階にあることをアピール──出荷は2008年後半 2007年1月22日10:55 米Sun Microsystemsは1月18日、2008年後半に出荷を予定しているマルチコア・プロセッサ「Rock」(開発コード名)のチップ設計が最終段階に入ったことを明らかにした。
米HP:高集積・低消費電力の半導体技術を開発 2007年1月17日18:31 米Hewlett-Packard(HP)は16日(米国時間)、従来の8倍に集積度を高めた「FPGA」(Field Programmable Gate Array)を開発したと発表した。高性能、低消費電力化を進め、既存の半導体製造設備に少し手を入れるだけで製造できるのがメリット。10年の実用化を目指す。
米IBM:光データの遅延に成功 光プロセッサの実現に向け前進 2006年12月26日09:39 米IBMは22日(米国時間)、シリコンチップ内で光信号の流れを遅くする方法を開発したと発表した。光通信によるデータをバッファするための技術で、光プロセッサを使った高性能コンピュータの実現に向けて前進したという。
IBM、ペーストを使ったCPU冷却技術を開発 2006年10月27日17:55 米IBMは10月26日、英国ロンドンで開催された「BroadGroup Power and Cooling Summit」において、熱伝導性を持つペーストを高温のCPUとヒートシンクの間に流し込むことで、冷却効率を従来の2倍に高める冷却方法を開発したと発表した。
AMDのCEOが説く「ユーザーによる選択」の重要性 2006年10月24日20:56 「チップ業界では今後、パワー・バランスが大きくシフトし、主導権がベンダーからユーザーに移る」──米AMDの会長兼CEOであるヘクター・ルイズ氏は、サンフランシスコで開催中のカンファレンス「Oracle OpenWorld」でこう語り、来るべき“ユーザー主導の時代”をテーマに講演を行った。
Transmeta、CPUの特許を巡りIntelを提訴——Pentium、Coreが特許侵害と主張 2006年10月12日17:22 米Transmetaは、IntelのPentiumおよびCoreがTransmetaの特許を侵害しているとして、米Intelを提訴した。
Appleのくびきを脱したTerra Soft、世界初のCellベース・スーパーコンピューティングクラスタに取り組む 2006年10月12日10:35 昨年アナウンスされた、AppleによるIntelベースハードウェアへの移行という出来事は、Yellow Dog Linuxディストリビューションで知られるTerra Soft Solutionsにとっての致命的な大打撃かと思われた。ところがTerra SoftのCEOを務めるKai Staats氏によると、この動きは結果的に同社にとっての福音となったということである。というのも、これを契機として同社はより大きな収益の見込める業務に着手するようになっており、Cellをベースとした世界初のスーパーコンピューティングクラスタの構築もそうした成果の1つなのである。
IBM、次世代サーバ・チップ「Power6」のクロック周波数は5.0GHz 2006年10月11日19:17 米IBMは10月10日、現在開発中の次世代サーバ・チップ「Power6」のクロック周波数を5.0GHzまで引き上げる予定だと発表した。これはIntelおよびSun Microsystemsの競合チップのクロック周波数よりもはるかに速い。
IBM、低消費電力「PowerPC」で組み込み市場の強化をねらう 2006年10月4日19:48 米IBMは10月3日、PowerPCプロセッサの新製品「PowerPC 750CL」と「PowerPC 970GX」を出荷した。この新しいPowerPCは消費電力が低減されており、同社は、車載用機器やプリンタ、通信機器といった組み込み市場における地位の強化をねらう。
UltraSPARC T1好調で“Sun復活”に弾み?──SunのOpenSPARC担当者が反響をアピール 2006年10月3日18:04 米Sun Microsystemsは10月2日、オープンソース仕様の64ビット・マルチコア・プロセッサ「UltraSPARC T1」(開発コード名:Niagara)が大きな反響を呼んでいるとの声明を出した。
AMD対Intel訴訟──地裁がAMDの主張を棄却 2006年9月28日16:07 米デラウェア州地方裁判所は今年9月26日、AMDが反トラスト法違反を理由にIntelを相手取って起こしている訴訟のなかで、AMDの訴えの一部を棄却した。
Intel、高速CPUへの注力継続をアピール──テラフロップ・レベルの処理速度の試作CPUも披露──Intel Developer Forumリポート 2006年9月27日20:50 米Intelは今年9月26日、サンフランシスコで開催しているプライベート・コンファレンス「Intel Developer Forum」において、電力効率の高いCPUを重視する業界動向をよそに、今後も高速CPU向けの技術を開発する姿勢をあらためて表明した。