米Red Hatは8月19日、Linuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」のサポートを3年追加する有料サービス「Extended Life Cycle Support(ELS)」を発表した。RHELのサポートは通常7年だが、ELS追加購入により、10年まで延長できる。
The Linux Foundation、日本語ポータルサイト「Linux.com Japan」をオープン
The Linux Foundationは8月3日、Linux/OSSに関する情報を集めたポータルサイト「Linux.com Japan」を開設したと発表した。Linux関連の技術情報や製品情報、ブログ・ニュース記事などの更新情報を提供するほか、ユーザーからの寄稿も受け付けるとしている。
GNOME開発者の70%がボランティア、コミット最多企業は米Red Hat
フリーソフトウェア専門コンサルティングの仏Neary Consultingは7月29日、「GNOME」の開発とコミュニティに関する調査「GNOME Census」を公開した。GNOME開発者の約70%は報酬を得ていないボランティア開発者であり、上位40人で30%の変更を行っているという。
Linuxカーネル2.6.35リリース、ネットワーク負荷軽減機構やH.264ハードウェアデコードなどをサポート
8月1日、Linuxカーネル2.6.35がリリースされた。RPS/RFSと呼ばれるネットワーク負荷軽減機構や新たなカーネルデバッグツールの追加、H.264およびVC-1のハードウェアデコードサポートといった新機能を含む、多くの改善が行われている。
openSUSEにMeeGoデスクトップを統合した「Smeegol」、初となるライブCDが公開
openSUSE.org開発コミュニティのAndrew Wafaa氏は7月29日、「openSUSE」に「MeeGo」デスクトップを統合する取り組みの進捗について述べるとともに、初のライブCDイメージを公開した。openSUSEのMeegoレポジトリより入手できる。
さまざまな強化が加えられたMono Tools for Visual Studio 2.0リリース
米Novellは7月29日(米国時間)、Visual Studio向けのアドオンモジュール「Mono Tools for Visual Studio 2.0」を発表した。Mac OS Xのフルサポートなどが強化点となる。
米Novell、Linuxアプライアンスの情報を扱うフォーラム「SUSE Gallery」をオープン
米Novellは7月27日(米国時間)、Linuxソフトウェアアプライアンスの情報を扱うオンラインフォーラム「SUSE Gallery」を開設したことを発表した。開発者は、「SUSE Studio」を使って構築したLinuxアプライアンスを同ギャラリーで公開できる。
openSUSE Project、「openSUSE 11.3」をリリース
米Novellが支援するopenSUSE Projectは7月15日(米国時間)、最新のLinuxディストリビューション「openSUSE 11.3」を公開した。インストール時にファイルシステムとして「Btrfs」を選択できるなど、多数の機能強化が加わった。
BtrfsとExt4に対応したブートローダー「SYSLINUX 4.0」がリリース
The SYSLINUX Projectの開発者は6月28日(米国時間)、Linux向けのブートローダ「SYSLINUX 4.0」を公開した。プロジェクトのWebサイトより入手できる。
MeeGo、タッチに対応したスマートフォン向け「Day 1」リリースを公開
MeeGo Projectは6月30日、LinuxベースのモバイルOS「MeeGo Handset」の「Day 1」リリースを公開した。フィンランドAava MobileのMoorestownプラットフォームと「Nokia N900」に対応、プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
ビジネスとテクノロジの両面からMeeGoの現状を伝える、第2回MeeGo Seminar Summer 2010の開催が決定
The Linux Foundationは6月24日、MeeGo Seminar Summer 2010を7月26日に開催すると発表した。会場は東京カンファレンスセンター品川で、The Linux FoundationディレクタのJim Zemlin氏などが基調講演を行う。
HP、Phoenixのインスタント起動Linux OS技術を取得へ
米Hewlett-Packard(HP)と米Phoenix Technologiesは6月10日(米国時間)、Phoenixが開発する簡易Linux OS「HyperSpace」などをHPが取得することで合意したと発表した。買収金額は約1200万ドル。HPはLinuxを強化し、Phoenixは主力事業のBIOSにフォーカスする。
米CTERA、Ext3互換で高度なスナップショット機能を持つファイルシステム「Next3」を公開
米CTERA Networksは6月8日(米国時間)、ファイルシステム技術「Next3」をオープンソースとして公開した。Linuxで広く採用されているExt3と完全な互換性があり、スナップショット機能などによりLinuxシステムのデータ保護を強化できるという。
英Canonicalが企業向けのUbuntuサポートサービス「Ubuntu Advantage」を発表
英Canonicalは6月7日(英国時間)、最新のサポートサービス「Ubuntu Advantage」を発表した。Ubuntuデスクトップ/サーバーを導入する企業向けのサービスで、サポートレベルを3段階にして提供する。有料ビジネスを強化する狙い。
「Microsoft製品ベンダーのみを対象にした調達行為は違法」、カナダ・ケベック州裁が州のMicrosoft調達を違法と判定
カナダ・ケベック州高等裁判所は6月3日(カナダ時間)、ケベック州政府による米Microsoftソフトウェアの調達について異議を申し立てていたオープンソースSI事業社の主張を認め、州の調達行為を違法とする判決を下した。原告側は「世界の勝利」と記している。
ARM、IBMら半導体企業がモバイルLinux開発を推進する「Linaro」を立ち上げ、Intel対抗へ
英ARMや米IBM、韓国Samsungなど6社が6月2日(台湾時間)、非営利組織「Linaro」設立を発表した。ARMチップ上で動作するLinux環境の開発支援が目的。
豊富な多言語辞書に対応した辞書ソフト「StarDict」
電子辞書が広く普及している昨今、PCでオンライン辞書サイトを利用しているユーザーは多いだろう。これらは手軽に利用できる反面、特に多くの単語を調べたい場合などには使い勝手は良いとは言えない。そこでおすすめしたいのが、多彩な辞書が利用できる辞書ソフト「StarDict」である。
「MeeGo 1.0」がリリース、まずはネットブックに対応
The Linux FoundationのMeeGoプロジェクトは5月25日、モバイル端末向けプラットフォーム「MeeGo 1.0 Core Software Platform」およびネットブック向け環境「MeeGo Netbook User Experience」を発表した。今後はスマートフォン向けなどエディションを拡大する。
The Fedora Project、デスクトップ環境などを強化したFedora 13をリリース
米Red Hatが支援するThe Fedora Projectは5月25日(米国時間)、オープンソースのLinuxディストリビューション「Fedora 13」をリリースした。デスクトップ環境の強化などが主な特徴となる。
CPUにAtomを採用するLinuxベースのロボット「Qbo」、間もなく登場?
ベンチャー企業TheCorporaが5月20日、オープンソースロボット「Qbo」のスペックを発表した。制御システムとしてAtom搭載の小型マザーボードを採用、OSにはLinuxを使用している。