エクセルソフトは11月10日、インテル製のWindows/Linux向け開発ツール「インテル Parallel Studio XE 2010」を発売した。コンパイラとライブラリ、エラー検証ツール、パフォーマンス分析ツールをバンドルした製品となる。
LinuxベースのバックアップツールClonezilla 1.2.6-40リリース
オープンソースのバックアップソフトウェア「Clonezilla」の開発チームは11月9日、「Clonezilla Live 1.2.6-40」を公開した。不安定版のDebian Sidレポジトリをベースとし、Linuxカーネルは2.6.32-27にアップグレードした。
中国移動通信がLinux Foundationにゴールドメンバーとして参画
The Linux Foundationは2010年11月2日、中国移動通信(China Mobile)がLinux Foundationのゴールドメンバーとなったことを発表した。中国企業がLinux Foundationのメンバーとして参画するのは初となる。
Fedora 14リリース、デスクトップ仮想化「SPICE」を搭載
米Red Hatが支援するThe Fedora Projectは11月2日(米国時間)、オープンソースのLinuxディストリビューション「Fedora 14」(開発コード名「Laughlin」)をリリースした。仮想デスクトップインフラ(VDI)の「SPICE」導入や「Rakudo Star」対応などが特徴となる。
MeeGo 1.1リリース、ネットブック、ハンドセット、IVI向けに一挙公開
非営利団体Linux FoundationのMeeGo開発チームは10月28日、Linuxベースのモバイル向けプラットフォームの最新版「MeeGo 1.1」を公開した。AtomとARM v7に対応、さまざまなモバイルカテゴリに向けたプラットフォームを提供する。
家電向けLinuxコミュニティのCE Linux Forum、Linux Foundationにマージへ
消費者家電向けLinuxコミュニティのConsumer Electronics(CE) Linux ForumとLinux Foundationは10月27日(米国時間)、CE Linux Forumがをinux Foundationにマージすることを発表した。組み込み分野でLinuxの採用が急速に進んでいることを受け、合体により受け入れ促進活動を効率化する。
MeeGo Seminar Winter 2010、12月9日に開催
The Linux Foundationは10月21日、Linuxベースのモバイル機器向けOS「MeeGo」に関するセミナー「MeeGo Seminar Winter 2010」を12月9日(木)に開催すると発表した。The Linux Foundationエグゼクティブ・ディレクターのJim Zemlin氏がMeeGoコミュニティの状況を紹介するほか、MeeGo開発に携わるデベロッパーによる講演などが予定されている。
Linuxカーネル2.6.36リリース、AppArmorがマージされる
Linux創始者のLinus Torvalds氏は10月20日、Linuxカーネル2.6.36を公開した。Tileraアーキテクチャが新たにサポートされたほか、セキュリティ機能AppArmorを含むなどの新機能や機能強化が盛り込まれている。
Linux対応のParallel Studio発売に合わせ、インテルコンパイラーはインテルコンポーザーへ
インテルは10月14日に開催された「インテル ソフトウェア・カンファレンス 2010」において、Parallel Studioの新ラインナップとして「Intel Parallel Studio XE」を11月9日ごろに発表・発売開始することを明らかにした。WindowsだけでなくLinux版も用意され、また開発言語としてもC++だけでなく、Fortranにも対応する。コンパイラーのバージョン12.0となる。
Linuxカーネルの再コンパイルなしに利用できるアクセス解析/制限モジュール「AKARI 1.0」リリース
10月10日、2.6系Linuxカーネル向けのアクセス解析/制限モジュール「AKARI 1.0」がリリースされた。AKARIはLinuxカーネル用のセキュリティ機能「TOMOYO 1.8」をベースとしたLSMモジュールで、カーネル本体の再コンパイルを行わずに利用できるローダブルカーネルモジュール(Loadable Kernel Mobules、LKM)として実装されているのが特徴。
「さくらのVPS」に「カスタムOSインストール」機能が追加、UbuntuやFreeBSDなどに対応
さくらインターネットは10月8日、仮想専用サーバー(VPS)サービス「さくらのVPS」にて、「カスタムOSインストール」機能を提供開始すると発表した。これを利用することで、CentOSおよびUbuntu、FreeBSD、Debian GNU/Linux、FedoraをVPSへ容易にインストールできる。
Ubuntu 10.10は10月10日にリリース、デスクトップもサーバーもクラウドがテーマ
英Canonicalは10月7日(英国時間)、Ubuntu 10.10(Maverick Meerkat)を2010年10月10日にリリースすることを発表した。「クラウドとユーザーエクスペリエンス」にフォーカスしたリリースで、デスクトップ版ではモバイル端末との同期機能なども搭載する。
openSUSE+MeeGo UIの「Smeegol 1.0」が早くも登場
openSUSE.orgのGoblin Teamは10月6日、openSUSEとモバイルOS環境「MeeGo」のユーザーインターフェイスを組み合わせた「Smeegol」の正式版を発表した。ライブCD(32ビットと64ビット)をダウンロードできる。
1,000円を切る低価格で登場、「さくらのVPS」をチェック――サーバー構築編

さくらインターネットのVPSサービス「さくらのVPS」ではroot権限が提供され、自由にソフトウェアをインストールして利用できる。しかし、どのように設定を行うべきか、セキュアなサーバーを構築するにはどうすれば良いのか、迷う人も多いだろう。そこで本記事では、まっさらなVPS環境に対して一通りのセキュリティ設定を施した上で、Webサーバーやメールサーバー、データベースなどをインストールし、実際の運用環境を構築する手順を解説していく。
Brtfsサポートが加わったバックアップソフト「Clonezilla Live 1.2.6-24」
オープンソースのバックアップソフトウェア「Clonezilla」の開発チームは9月27日、最新版「Clonezilla Live 1.2.6-24」をリリースした。Linuxカーネルをアップグレードし、ファイルシステムbrtfsの実験的サポートが加わっている。
メディアサーバー「VortexBox 1.5」リリース、iTunes 10に対応
メディアサーバー「VortexBox」の開発チームは9月21日、最新版「VortexBox 1.5」をリリースした。「iTunes 10」に対応するため、DAAP(Digital Audio Access Protocol)サーバーを一新した。
米Dell、コミュニティの要望に応じAndroidタブレット「Streak」のコードを公開
米Dellは9月9日、一部の国で発売中のAndroidタブレット「Dell Streak」のカーネルソースコードを公開した。GPL違反との指摘と、コード公開を求めるコミュニティの要望を受けてのものとなる。
米Broadcomが同社製無線LANチップのLinuxドライバをオープンソース化、Linuxカーネル開発ツリーへのマージも進められる
米Broadcomは9月9日、無線LANチップ「BCM 4313」などに対応するドライバ「brcm80211」のソースコードを公開した。
Ubuntu 10.10「Maverick Meerkat」のベータ版リリース
英Canonicalは9月2日、Linuxディストリビューションの次期版「Ubuntu 10.10」(開発コード名「Maverick Meerkat」)のベータ版を公開した。Desktop版に加えてServerやNetbook版が用意されており、Netbook版のUIは予定通り最新の「Unity」が採用されている。
glibc、正式にフリーソフトウェアに
米Sun Microsystems(米Oracle)が1980年代に開発したリモートプロシージャコール(RPC)実装である「Sun RPC」のライセンスが変更されたことで、Sun RPCのコードを利用するglibcが晴れてフリーソフトウェアとなった。元Sunの最高オープンソース責任者のSimon Phipps氏(現在、Open Source Initiativeのディレクター)や米Red Hatの開発者が8月26日に明かした。