Linux対応のParallel Studio発売に合わせ、インテルコンパイラーはインテルコンポーザーへ

 インテルは10月14日に開催された「インテル ソフトウェア・カンファレンス 2010」において、Parallel Studioの新ラインナップとして「Intel Parallel Studio XE」を11月9日ごろに発表・発売開始することを明らかにした。WindowsだけでなくLinux版も用意され、また開発言語としてもC++だけでなく、Fortranにも対応する。コンパイラーのバージョン12.0となる。

Linuxカーネルの再コンパイルなしに利用できるアクセス解析/制限モジュール「AKARI 1.0」リリース

 10月10日、2.6系Linuxカーネル向けのアクセス解析/制限モジュール「AKARI 1.0」がリリースされた。AKARIはLinuxカーネル用のセキュリティ機能「TOMOYO 1.8」をベースとしたLSMモジュールで、カーネル本体の再コンパイルを行わずに利用できるローダブルカーネルモジュール(Loadable Kernel Mobules、LKM)として実装されているのが特徴。

1,000円を切る低価格で登場、「さくらのVPS」をチェック――サーバー構築編

 さくらインターネットのVPSサービス「さくらのVPS」ではroot権限が提供され、自由にソフトウェアをインストールして利用できる。しかし、どのように設定を行うべきか、セキュアなサーバーを構築するにはどうすれば良いのか、迷う人も多いだろう。そこで本記事では、まっさらなVPS環境に対して一通りのセキュリティ設定を施した上で、Webサーバーやメールサーバー、データベースなどをインストールし、実際の運用環境を構築する手順を解説していく。

glibc、正式にフリーソフトウェアに

 米Sun Microsystems(米Oracle)が1980年代に開発したリモートプロシージャコール(RPC)実装である「Sun RPC」のライセンスが変更されたことで、Sun RPCのコードを利用するglibcが晴れてフリーソフトウェアとなった。元Sunの最高オープンソース責任者のSimon Phipps氏(現在、Open Source Initiativeのディレクター)や米Red Hatの開発者が8月26日に明かした。