openSUSEにMeeGoデスクトップを統合した「Smeegol」、初となるライブCDが公開

 openSUSE.org開発コミュニティのAndrew Wafaa氏は7月29日、「openSUSE」に「MeeGo」デスクトップを統合する取り組みの進捗について述べるとともに、初のライブCDイメージを公開した。openSUSEのMeegoレポジトリより入手できる。

 Wafaa氏は「Project Goblin」の下でopenSUSEとMeeGoデスクトップの統合プロジェクトを進めている。このプロジェクトはSUSE MeeGo Linuxの頭文字をとって「Smeegol」と称されており、今回最新の「openSUSE 11.3」をベースとしたものが公開された。今回公開されたものはまだ開発段階のものであり、ネットワークパネルの表示、MeeGoのWebパネルなどに問題があるという。今後フィードバックを得ながら改善していく計画とのこと。

 openSUSEに出資する米Novellは、MeeGoの前身である「Moblin」をサポートしていたことから、Moblinが「Maemo」とマージしたMeeGoの支持も表明、「SUSE MeeGo」をリリースする計画を発表している。

openSUSE.org
http://www.opensuse.org/

“Smeegol”ダウンロード
http://download.opensuse.org/repositories/Meego:/Netbook/images/iso/