オープンソースの設定管理ツール「Chef」を開発する米Chefは7月12日、最新の商用製品「Chef Automate」を発表した。オープンソースの「Chef」と同社の主要製品を組み合わせて単一の製品にしたもので、DevOpsワークフローを提供するとしている。
オープンソースPaaSプロジェクトのTsuru、初の正式版リリース
オープンソースのPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)型クラウド構築ソフトウェア開発プロジェクトのTsuruは7月5日、「tsuru server 1.0.0」を公開した。Dockerコンテナのアプリ実装機能などが加わっている。
フェデレーション機能が加わった「Kubernetes 1.3」が公開
オープンソースのコンテナオーケストレーション「Kubernetes」の開発チームは7月6日、最新版となる「Kubernetes 1.3」をリリースした。オンプレミスやクラウドをまたいでのサービス発見が可能となるなど、多数の新機能が加わっている。
米CoreOS、分散型キーバリューストア「etcd 3」を発表
米CoreOSは6月30日、分散型のKey-Valueストア「etcd v3.0.0」を発表した。メッセージプトロコルがJSONからgRPCになるなどの変更が加わっている。
クラウドサービスの相互運用性目指す「Apache Libcloud 1.0」公開、コンテナ型サービスにも対応
The Apache Software Foundation(ASF)は6月22日(米国時間)、複数の異なるクラウドサービスに対し統一的なAPIでアクセスを行うことを目指す相互運用性ライブラリ「Apache Libcloud v1.0」を発表した。Dockerコンテナの対応などの機能が加わっている。
米Docker、次期「Docker 1.12」の新機能をアナウンス
米Dockerは6月20日、最新のコンテナ技術「Docker Engine 1.12」を発表した。オーケストレーション機能などの新機能を導入するもので、現在リリース候補(RC)版。7月に一般公開(GA)をリリースする。
IaaS型クラウドを構築するためのソフトウェア「OpenNebula 5.0」リリース
Infrastructure as a Service(IaaS)型クラウドサービスの構築および管理を行えるオープンソースソフトウェア「OpenNebula」の開発チームは6月15日、「OpenNebula 5.0」(開発コード「Wizard」)を発表した。ほぼすべてのサブシステムに新機能が加わっている。
PostgreSQLベースのクラウド型データベースサービス「Citus Cloud」
PostgreSQLベースのデータベースを開発する米Citus Dataは4月19日、オンデマンドでデータベースを提供するクラウドサービス「Citus Cloud」を発表した。プライベートベータとして提供し、その後一般向けに提供を開始する。
米Mesosphere、オープンソースのデータセンター管理プラットフォーム「DC/OS」を発表
米Mesosphereは4月19日、オープンソースのデータセンターのオペレーティングシステム「DC/OS」を発表した。商用製品をオープンソースとして公開するもので、コンテナオーケストレーションプラットフォームを提供するという。
「Docker 1.11」が登場、オープンなコンテナ規格「OCI」のサポートが取り込まれる
米Dockerは4月13日、「Docker 1.11」をリリースした。オープンなコンテナ規格であるOCI(Open Container Initiative)のサポートが導入され、これによってコンテナランタイムが「runc」や「containerd」などに分離されるといった変更が行われている。
Apache Hadoopストレージ層を補完するストレージエンジン「Apache Kudu 0.8」公開
オープンソースのストレージエンジン「Apache Kudu」の開発チームは4月11日、最新版「Apache Kudu 0.8.0」をリリースした。
リアルタイムのデータ分散処理「Apache Storm 1.0」リリース
リアルタイム分散処理「Apache Storm」の開発チームは4月12日、「Apache Storm 1.0」をリリースした。性能の改善に加えて、様々な機能が加わっている。
管理と拡張性を強化した「OpenStack Mitaka」が登場
OpenStack Foundationは4月7日(米国時間)、オープンソースのクラウド基盤「OpenStack Mitaka」を公開した。13回目のリリースとなり、管理と拡張性にフォーカスした機能強化が図られている。
米CoreOS、Linuxクラスタ向けコンテナ実行環境「rkt 1.3」リリース
米CoreOSは4月6日、Linuxコンテナ実行環境「rkt 1.3」を公開した。KubernetesやDockerとの連携の強化、セキュリティなどが特徴となる。
拡張性を強化、GUIも一新した「Kubernetes 1.2」リリース
GoogleのKubernetes開発チームは3月17日、コンテナ管理フレームワークの最新版となる「Kubernetes 1.2」リリースを発表した。拡張性、管理などが強化されている。
NoSQLストア上でSQLクエリを動かす「Apache Phoenix 4.7」リリース
Apache HBase上のSQLレイヤー「Apache Phoenix」開発チームは3月11日、最新版となる「Apache Phoenix 4.7.0」を公開した。ACIDトランザクションのサポートがベータ版機能として加わっている。
拡張性やクラウド連携を強化した「ownCloud 9.0」リリース
オープンソースのファイル同期・共有ソフトウェアのownCloud開発チームは3月8日、最新版となる「ownCloud Server 9.0」を公開した。コラボレーション、フェデレーション、拡張性の3点に重点を置き、機能を強化した。
米Yahoo!、Apache Spark/Hadoopクラスタで深層学習を実行できる「CaffeOnSpark」を公開
米Yahoo!は2月24日、分散型のディープラーニング(深層学習)技術「CaffeOnSpark」をオープンソースで公開した。Apache Hadoop、Apache Sparkのクラスタ上でディープラーニングを実行できるという。
Chefを使ったDockerのイメージファイル作成を自動化できるツール「Packer」
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KVMやXen、VMware、VirtualBoxといった仮想化ソフトウェアやDockerなどのコンテナ管理ツールを利用する際には、それら仮想マシンやコンテナを起動するためのディスクイメージファイルが必要となる。今回はさまざまな仮想化ソフトウェア/コンテナ管理ソフトウェアで利用できるディスクイメージファイルを作成できる「Packer」というツールを紹介する。
米CoreOS、Dockerコンテナの実行にも対応する独自コンテナエンジンの安定版「rkt 1.0」をリリース
米CoreOSは2月4日、セキュリティにフォーカスしたコンテナエンジン「rkt 1.0」リリースを発表した。初のプロダクションリリースとなり、実運用での利用にも適しているという。