米政府は11月3日(米国時間)、「Code.gov」のローンチを発表した。連邦政府が使用するソフトウェアへのアクセスを容易にすることで、開発の効率を改善することを目的とする。
「Microsoft製品ベンダーのみを対象にした調達行為は違法」、カナダ・ケベック州裁が州のMicrosoft調達を違法と判定
カナダ・ケベック州高等裁判所は6月3日(カナダ時間)、ケベック州政府による米Microsoftソフトウェアの調達について異議を申し立てていたオープンソースSI事業社の主張を認め、州の調達行為を違法とする判決を下した。原告側は「世界の勝利」と記している。
英国政府のオープンソース利用に関するソーシャルサイトがオープン
英国で、政府や地方自治体、公共機関におけるオープンソースの利用について議論するソーシャルネットワークサイト「UKGovOSS」がオープンした。オープン記念として公開したアンケートによると、地方自治体の半分以上が2011年までにオープンソースを増やすと考えていることがわかった。
NTTデータ、OSSを活用した自治体向け財務会計パッケージ
NTTデータは2009年7月9日、都道府県・政令指定都市向けの財務会計パッケージ「財務会計MASTER」の販売を開始した。オープンソースソフトを活用することで、システム導入時のコストを軽減し、運用でのベンダー依存を回避するという。愛知県が構築中の財務システムの開発のベースとして採用を決めた。
テクノロジーの民主化とオープンデータの重要性
MySpaceに次いで世界第2位の規模を誇るSNS、Facebookの、Wall(掲示板のようなもの)への書き込みにおいて、「雇われた」(hired)という単語と「laid off」(クビになった)というフレーズが何回出現したかを数え、時系列グラフにした人がいる(The 463の記事)。Facebook用のアプリケーション、Facebook Lexiconを使ったものだ。自分でも調べてみたい人は、ここを見ると良い。
米Red Hat、Microsoft採用を決定したスイス政府機関に対し抗議
米Red Hatをはじめとした18社は5月21日(米国時間)、スイス連邦政府機関が標準ワークステーション調達で米Microsoftと3年の契約を結んだことに対し、決定見直しを求める抗議文を発表した。入札プロセスが公開されたものではなかったとしている。
NEC、ベトナムの電子政府をオープンソースソフト活用で支援
NECは2009年3月9日、ベトナム政府の電子政府プロジェクトを、オープンソースソフトウェアの活用の面から支援したと発表した。昨年7月から今年2月にかけて実施したもので、同国の電子政府構築でオープンソースソフトウェアの導入効果を高めるための環境整備の一環。
英政府がオープンソースを支持、最新ポリシーを発表
英国政府は2月24日(英国時間)、オープンソース利用に関する最新のポリシーを発表した。2004年に発表した前回のポリシーを改定するもので、オープンソースを選択肢に加え、ロックインを防ぐためのポリシーとアクションプランをより踏み込んだ形で定めている。
地域住民に対する公共の地理情報システム(GIS)のオープン化とその意義
オープンソース系の地理情報システム(GIS:Geographic Information System)は、既に多くの行政組織によって採用されており、専用のWebサイトを介して地域住民に各種の地理情報を提供するという用途や、オフィシャルな高精度GISデータベースに対する情報の追加プロセスを一部オープン化して、その種の作業を一般市民の手によるデジタルマップ上のマウス操作にて行うという用途に供されている。
記録するということ
「:-)」を横から見て「人間の笑顔」、あるいは意味的に「(笑)」と読ませるのを、英語圏ではオリジナルの(タイポグラフィカル)スマイリー(Typographical Smiley)と呼ぶ。現在では膨大な種類に達した、いわゆる「顔文字」(emoticon)の元祖である。顔文字というと今では当たり前の存在で、それゆえその重要性が語られることもあまりないが、トーンや大きさで感情を表現できる声を使わずとも、文字だけで様々な感情やニュアンスを明示的に表現することが出来るようになったという点では、これは人類のコミュニケーションにおける革命なのである。まあ、そんなに大げさなものじゃあないですかね :-)