SUSEは6月6日(ドイツ時間)、ソフトウェア定義ストレージの最新版「SUSE Enterprise Storage 3」を発表した。オープンソースの分散ストレージ技術「Ceph」の最新版(Jewel)を採用した初のサポート付きの商用版となる。
SQLデータベース「Firebird 3.0」リリース、多くの新機能が追加される
Firebird Foundationは4月19日、オープンソースのリレーショナルデータベース「Firebird 3.0」を公開した。IPv6のサポート、SMPとマルチコアハードウェアプラットフォームのサポート改善などを中心に、多数の機能強化が図られている。
Google、LVSベースのロードバランス技術「Seesaw」をオープンソースに
Google(米Alphabet傘下)は1月29日、Linux Virtual Server(LVS)ベースのロードバランス技術「Seesaw v2」を発表した。Go言語を利用して実装されており、すでに同社内で運用を開始しているという。
JBossのオープンソース版「WildFly 10」が公開
オープンソースのアプリケーションサーバー「WildFly」の開発チームは1月29日、最新安定版「WildFly 10」を正式発表した。JBoss Enterprise Application Platformのオープンソース版となり、Java EE 7に準拠する。
米Oracle、本家リリースから6日でRHEL 7.2互換「Oracle Linux 7.2」をGAに
米Oracleは11月25日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)互換のディストリビューション「Oracle Linux 7 Update 2(Oracle Linux 7.2)」を一般公開した。米Red HatがRHEL 7.2を発表してから6日後のリリースとなる。
性能を強化した「Kubernetes 1.1」がリリース
GoogleのKubernetes開発チームは11月9日、コンテナ/クラスタ管理ツール「Kubernetes 1.1」をリリースした。性能の改善に主眼が置かれている。
データ管理フレームワーク「Apache Calcite 1.5」公開、TLPとなって初のリリース
動的なデータ管理フレームワーク「Apache Calcite」開発チームは11月10日、最新版となる「Apache Calcite 1.5」をリリースした。Apache Software Foundationのトップレベルプロジェクト(TLP)となって初のリリースとなり、多数の機能が強化された。
[PR]完成度の高いディストリビューション「SUSE OpenStack Cloud」を活用 商用サービスへの迅速な展開が可能なハイブリッドクラウド基盤を構築
仙台を中心にデータセンター事業を展開している株式会社エスツーでは、顧客の要望に応じたインフラ構築を行うことで、ゲーム・芸能業界や官公庁などその要件にマッチした最適なビジネス基盤を提供している。同社では急激なトラフィック増にも耐えられる柔軟なシステム環境を望む顧客に対して、クラウドコンピューティング(以下、クラウド)をベースにしたインフラ構築を行っているが、クラウド運用に欠かせない仮想ネットワーク基盤として広く普及している「MidoNet」とともにその中核基盤として採用されているのが、エンタープライズ向けに最適化されたOpenStackディストリビューション「SUSE OpenStack Cloud」だ。
「Samba 4.2」リリース、Samba 3系のサポートは終了へ
The Samba Teamは3月4日、Windowsファイル共有やActive DirectoryといったWindowsサービスをUNIX向けに実装した「Samba 4.2.0」をリリースした。透過的ファイル圧縮、クラスタリングなどの機能が加わっている。
「Elixir Report」を使ってクラウド上のデータをグラフ化してみよう
最近ではSalesforceなどのクラウドサービスを使ってデータを管理しているケースも少なくない。今回は「Elixir Report」を使って、このようなクラウド上にあるデータを表やグラフといった形で出力する方法を紹介する。
コードを記述することなしにデータを表やグラフとして出力できる帳票ツール「Elixir Report」
さまざまなデータをドキュメント化するに当たって、面倒なのがデータを表やグラフといった形に整形する作業だ。特に印刷に向けたPDFなどを作成する場合、そのジェネレータ側で図や表のレイアウトなどを細かく制御する必要がある。そこで活用したいのが、図表のレイアウトや出力機能を持つツールだ。これらは帳票ツールなどとも呼ばれており、既存のシステムと組み合わせることで容易にデータのドキュメント化を実現できる。今回はドキュメントのデザインから出力までをカバーするツール「Elixir Report」を紹介する。
英Canonical、OpenStackディストリビューションのベータ版を発表
Linuxディストリビューション「Ubuntu」を開発する英Canonicalが10月28日、OpenStackディストリビューション「Canonical Distribution of Ubuntu OpenStack」を発表した。ストレージ、ソフトウェア定義ネットワーク、ハイパーバイザーを選択するだけでOpenStackを使ったクラウド環境を容易に作成できる。
AzureとSoftLayerとの連携をサポートした「OpenNebula 4.8」リリース
OpenNebula Projectは8月12日、オープンソースで開発されているクラウド環境構築・管理ツールの最新安定版「OpenNebula 4.8」(開発コード「Lemon Slice」)をリリースした。ハイブリッドクラウド機能で「Microsoft Azure」と「IBM SoftLayer」のサポートが加わり、管理ポータル機能も強化した。
IaaSプラットフォーム「Apache CloudStack 4.4.0」リリース
Apache CloudStackプロジェクトは7月26日、クラウドインフラストラクチャソフトウェア「Apache CloudStack」の最新版「Apache CloudStack 4.4.0」をリリースした。バージョン4.3で追加されたHyper-Vサポートの強化やルートディスクのリサイズ対応などが特徴となる。
米OracleがRHEL 7クローン「Oracle Linux 7」をリリース
米Oracleは7月23日(米国時間)、「Red Hat Enterprise Linux 7(RHEL 7)」と互換性のあるLinuxディストリビューション「Oracle Linux 7」をリリースした。本家の米Red HatがRHEL 7をリリースしてから1か月半でのリリースとなる。
オープンソースのPaaSフレームワーク「Apache Stratos 4.0」リリース
オープンソースのPaaSフレームワーク「Apache Stratos」の開発チームは6月20日、最新版となる「Apache Stratos 4.0」を公開した。Apache Tomcat、PHP、MySQLの運用を支援するもので、アプリケーションの開発、テスト、運用に必要なクラウド環境を構築できる。
Seam3とMyFaces CODIが合体した「Apache DeltaSpike 1.0」がリリース
Javaにおいてコンテキストや依存性の定義に使われるJava CDI(Contexts and Dependency Injection)を集めた「Apache DeltaSpike」の開発チームは6月18日、「Apache DeltaSpike 1.0」をリリースした。移植性の高いJava CDI拡張を集めたjarファイルコレクションで、Java開発者はこれを利用してJava EE 6アプリケーションを開発できる。
米Red Hat、RHEL 7をサポートした「Red Hat Enterprise Virtualization 3.4」を一般公開へ
米Red Hatは6月16日(米国時間)、仮想化インフラ管理「Red Hat Enterprise Virtualization(RHEV) 3.4」の一般公開を発表した。先に公開された「Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 7」をサポートし、OpenStackとの統合も強化した。
CSRFのバグを修正した「OpenNebula 4.6.2」リリース
オープンソースのクラウドインフラストラクチャ「OpenNebula」を開発するOpenNebula Projectは6月12日、最新版「OpenNebula 4.6.2」をリリースした。バグ修正のみのメンテナンスリリースとなる。
米Facebook、HBaseの信頼性を強化した「HydraBase」を発表――99.999%の可用性を実現
米Facebookは6月5日、社内で開発を進めている新プロジェクト「HydraBase」構想を発表した。キーバリュー型データストア「Apache HBase」の信頼性を強化したものとなり、99.999%の可用性を実現可能という。