Subversionなどの開発で知られる米CollabNetは2月22日(米国時間)、ソフトウェア開発のプロジェクト管理ツールを提供する米Danube Technologiesを買収したことを発表した。金額など買収条件は非開示。自社アジャイルアプリケーションライフサイクル管理を強化する。
ビーコンIT、企業向けポータルソフト「infoScoop」OSS版を公開
ビーコンIT(本社:東京都新宿区)は2010年2月22日、オープンソースの企業向け情報ポータルソフト「infoScoop OpenSource」を公開した。大企業で導入実績のある商用ソフト「infoScoop」のオープンソース版。同分野で国内初のオープンソースソフトになるという。ライセンスはLGPL v3。
米SpringSource、「Spring Framework 3.0.1」リリース
米SpringSource(米VMware傘下)は2月18日、Javaアプリケーションフレームワークの最新版「Spring Framework 3.0.1」を公開した。バージョン3系の初のメンテナンスリリースとなり、「Ivy」レポジトリを統合したパッケージも加わった。
JesperReportsを統合、Opseraがオープンソースのシステム管理「Opsview」商用版を発表
英Opseraは2月15日(英国時間)、システム管理プラットフォームの最新版「Opsviews Enterprise 3.6」を発表した。エンタープライズ向けのモジュールが加わり、インターフェイスも改善した。
キャッチアップ、国産オープンソースCMS「BaserCMS」初の安定版をリリース
企業Webサイトの制作・構築業務を手がけるキャッチアップ(本社:福岡市)は2010年2月15日、国産オープンソースCMS「BaserCMS 1.5.3 stable(安定版)」を公開した。プログラマーがいないWeb制作会社やデザイン会社での利用を想定して、同社の企業Webサイト制作ノウハウを盛り込んだ。
米Red Hat、KVMを強化したRed Hat Enterprise Linux 5.5ベータ版をリリース
米Red Hatは2月11日、Linuxディストリビューションの次期版「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)5.5」ベータ版をリリースした。米Intelなど最新のチップセットに対応、ハイパーバイザー「KVM」を強化した。2007年にリリースしたRHEL 5.0の5回目のアップデートとなり、Linuxカーネル2.6.18-186.EL5を採用している。
Apache Software Foundation、「Beehive」プロジェクトを停止
Apache Software Foundation(ASF)は2月10日、SOAフレームワークの「Apache Beehive」プロジェクトの活動を停止したことを正式に発表した。代替として、「Struts 2」や「Spring Web Flow」、「Spring Beans」などの技術を利用するよう提案している。
日本IBM、最大32スレッドの並列処理が可能な「POWER7」発表
日本IBMは2010年2月9日、POWERシリーズプロセッサの新製品「POWER7」を発表した。POWER6の約5倍の処理能力を持ち、消費電力も抑えた。あわせてPOWER7を搭載したミッドレンジのサーバ製品4モデルを発表した。2月19日から順次出荷開始する。
SOA技術インフラ「Apache Tuscany SCA Java 1.6」リリース
Apache Tuscany開発チームは2月8日、オープンソースのSOA技術インフラ「Apache Tuscany SCA Java 1.6」公開を発表した。Windows、Linux、Mac OS X、UNIXに対応、プロジェクトのWebサイトよりバイナリとソースを入手できる。
米Oracle、Eclipse向けの無償プラグイン最新版をリリース
米Oracleは2月4日(米国時間)、オープンソースのIDE「Eclipse」向けの無償プラグイン「Oracle Enterprise Pack for Eclipse 11gR1(11.1.1.4)」を発表した。「WebLogic」向けの機能強化により、Eclipseユーザーはコードの品質を高めつつ開発時間を短縮できるという。
米Calpont、MySQLベースのカラム志向データベース「InfiniDB」をリリース
米Calpontは2月1日(米国時間)、データウェアハウスやBI向けのデータベース「InfiniDB 1.0」を発表した。「MySQL」をベースとし、GPL v2の下で公開されるCommunity Editionと、商用版のEnterprise Editionが用意される。
Morph Labs、OSSを活用したクラウド・アプライアンス製品の国内販売開始
米Morph Labsは2010年2月1日、クラウド環境の構築・管理とアプリケーションの配布を自動化できるハードウェア・アプライアンス「mCloud (エム・クラウド) シリーズ」の日本国内販売を開始した。 オープンソースソフトを活用し、低価格でクラウド環境ソリューションを提供するという。
米Red Hat、「JCPをオープンに」とOracleに呼びかけ
「Sunは自社の商用メリットのために、Javaの可能性を制限しつつあった」——米Sun Microsystemsを買収する米Oracleに対し、米Red Hatのミドルウェア部門担当副社長Craig Muzilla氏は、買収を機に「Java Community Process(JCP)をオープンに」と呼びかけている。
米OracleがSun買収を完了、OpenOffice.orgは独立事業部に
米Oracleは1月27日(米国時間)、米Sun Microsystemsの買収を完了したことを発表した。同日開かれたイベントでは、Sun製品・技術の統合計画が発表された。
米Novell、ソフトウェアアプライアンス用開発ツールスイートを発表
米Novellは1月26日(米国時間)、ソフトウェアアプライアンス用の開発ツールスイート「Novell SUSE Appliance Toolkit」を発表した。ISVや企業は同ツールを利用することで、ソフトウェアアプライアンスを容易に開発できるという。
仏Talend、オープンソースのマスターデータ管理「Talend MDM」
仏Talendは1月25日(米国時間)、オープンソースのマスターデータ管理(MDM)「Talend MDM」を発表した。初の包括的なオープンソースMDMとしている。GPLライセンスで提供されるコミュニティ版は同社Webサイトより入手できる。
シックス・アパート、企業向けWebサイト構築ソフト「Movable Type Advanced」 を発表
シックス・アパート(本社:東京都港区)は、企業向けWebサイト管理ソフト「Movable Type Advanced」を2010年4月から提供する。基本ライセンス価格(サーバ、ユーザー数とも無制限)は189万円。年間メンテナンスは25万2000円。
SRA OSS日本支社、PowerGres最新版「PowerGres V7」 を発売
SRA OSS日本支社(東京都豊島区)は2010年1月20日、PostgreSQLをベースとする商用データベース製品「PowerGres V7」の販売を開始した。最新版では、64ビット版Windows OSに対応して4GB超のメモリ空間を活用できる。
米VMware、オープンソースのメール・コラボレーションソフトを開発するZimbraの買収に合意
米VMwareは1月12日(米国時間)、オープンソースの電子メール・コラボレーションソフトを開発するZimbra事業部を買収することで米Yahoo!と合意したことを発表した。買収金額など詳細条件は非公開。VMwareは仮想アプライアンスのポートフォリオを拡大する狙い。
米Microsoft、MySQL向けに無償マイグレーションツールを提供
米Microsoftは1月11日、MySQLからMicrosoft SQL Serverへの移行支援を行うツールのコミュニティ技術プレビュー(CTP)版を発表した。同社のWebサイトより無償でダウンロードできる。