米Red Hatは4月21日(米国時間)、Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 6.0のベータ版を公開した。仮想化、クラウドコンピューティングの対応、信頼性の強化などを特徴とする。
Sonatype、Apache Maven用レポジトリ管理ソフト「Nexus 1.6」をリリース
米Sonatypeは4月19日、Java向けプロジェクト管理ツール「Apache Maven」用のレポジトリ管理ツール「Nexus 1.6」を発表した。LinuxとWindowsに対応、無償の「Open Source」エディションと有料の「Professional」エディションが用意される。Open Sourceエディションは同社Webサイトよりダウンロードできる。
分散データベースシステム「Apache Cassandra 0.6」リリース、Hadoopに対応
Apache Software Foundation(ASF)のApache Cassandra Projectは4月13日(米国時間)、オープンソースの分散データベース管理システム「Apache Cassandra 0.6」を公開した。「Apache Hadoop」に対応、Hadoopを使った分析クエリを実行できるようになった。
米OracleがMySQL Cluster 7.1をリリース、次期MySQLの新機能詳細なども公開
米Oracleは4月13日(米国時間)、米O’Reilly Media主催の「MySQL Conference&Expo」にて「MySQL Cluster 7.1」のリリースを発表、一般提供(GA)版の公開を開始した。また、MySQLへのコミットを再度強調するとともに、現在開発中である「MySQL 5.5」の計画も発表された。
マイクロソフト、「F#」など多数の新機能を備えたVisutal Studio 2010などをリリース。無償版も用意
マイクロソフトは4月13日、Visutal Studio 2010 英語版の開発を完了し、MSDN Subscription会員向けに提供を開始すると発表した。日本語版については4月20日より順次提供される。
2010年春期情報処理技術者試験、過去の出題傾向から紐解く直前対策
2010年4月18日(日)に、2010年春期情報処理技術者試験が実施される。古くからあるこの試験も、IT業界の現状のスキルマップにより適合するよう2009年に試験制度が変更された。今回は新制度となってから3回目の試験となり、受験者数が増加しているという。そのなかでも試験制度の中でも高度区分とされるデータベーススペシャリスト試験および情報セキュリティスペシャリスト試験の出題傾向を、情報処理技術者試験対策書籍を数多く著作している松原啓二氏に分析してもらった。
レッドハット、Red Hat Enterprise Linux 5.5を提供開始
レッドハットは3月31日、企業向けのLinuxベースOS最新版「Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 5.5」を提供開始すると発表した。比較的小規模な機能強化やセキュリティ修正、バグフィックスなどが行われたマイナーアップデートとなる。仮想化やクラウド・コンピューティング関連機能を強化、Windowsとの相互運用性も向上されている。
LPI-Japan、東証新システム「arrowhead」の技術セミナー開催
LPI-Japanは、東証のLinuxベース新システム「arrowhead」(アローヘッド)をテーマにした技術セミナー「世界最高水準! 東証 新ITシステム技術セミナー」を2010年4月28日、ベルサール九段3F(東京都千代田区)開催する。有料で参加費は8400円。Webサイトから申し込み受付中。定員200人。
「MoblileMe」などで利用されているHTML5対応JavaScriptフレームワーク「SproutCore」リリース
米Sprout Systemは3月19日、オープンソースのJavaScriptフレームワーク「SproutCore 1.0」を公開した。プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
米Citrix、速度と拡張性を強化した「XenDesktop 4」の拡張パックを発表
米Citrix Systemsは3月18日(米国時間)、オープンソースの仮想化技術「Xen」ベースの自社仮想デスクトップ用機能パック「XenDesktop 4 Feature Pack 1」を発表した。速度と拡張性の強化によりユーザーエクスペリエンスを改善するという。既存顧客は無償でアップグレードできる。
OSSのECサイト構築ソフト「EC-CUBE」にPayPal決済モジュールが追加
ロックオン(本社:大阪市)は2010年3月15日、オープンソースのECサイト構築ソフト「EC-CUBE」に、オンライン決済サービスの「PayPal」対応モジュールを追加したと発表した。少額決済を可能にするもので、EC-CUBEの管理画面からワンボタンでダウンロード・インストールできる。
米Google、高速・低メモリ消費の正規表現ライブラリ「RE2」を公開
米Googleは3月11日、正規表現ライブラリ「RE2」を発表した。動作が高速で「スレッドフレンドリー」な点が特徴。従来のバックトラック型正規表現ライブラリの代替として開発を進めていく。
英Canonical、Ubuntu 9.10の「Ubuntu Enterprise Cloud」機能でプライベートクラウド環境を構築、ドキュメントも公開
英Canonicalは3月11日、米Intel、米Eucalyptus Systemsの2社と協業し、Intelのプロセッサ上で自社クラウド技術「Ubuntu Enterprise Cloud(UEC)」を利用してクラウドを構築したことを報告した。概念を実証するホワイトペーパーをIntelのWebサイトで公開している。
HDE、中堅・中小企業向けセキュリティアプライアンスサーバ2機種発売
HDEは、中堅・中小企業向けのゲートウェイ型セキュリティアプライアンスサーバ「tapirus(タピルス)Mv1000/2000」を2010年3月31日発売する。改ざんされたWebサイトへのアクセス防止、ウイルス//ルウェア対策、迷惑メール対策の機能を1台に統合した。
フィックスターズ、CUDA対応の商用Linux OS「Yellow Dog Enterprise Linux for CUDA」
フィックスターズ(本社:東京都品川区)は2010年3月3日、NVIDIAのGPU向け統合開発環境「CUDA」に対応した商用Linuxディストリビューション「Yellow Dog Enterprise Linux for CUDA」の提供を開始した。GPUコンピューティング向けに最適化した初の企業向けLinuxディストリビューションとしている。サブスクリプション価格は、1サーバあたり年間4万5000円。
米Nexenta、重複排除を追加したZFSベースのストレージソフト「NexentaStor 3.0」
米Nexenta Systemsは3月2日(ドイツ時間)、ZFSベースのストレージソフトウェアの最新版「NexentaStor 3.0」と仮想管理プラットフォーム「Nexenta Virtual Machine Datacenter(VMDC)3.0」を発表した。
JMS、OSSグループウェア「Aipo」のアプライアンス製品を発売
ジャパンメディアシステム(JMS、本社:東京都千代田区)は2010年3月2日、オープンソースのグループウェア「Aipo(アイポ)」導入済みのアプライアンス製品「BIPO(バイポ)」を発売した。中堅・中小企業向けで、低コストでグループウェアを導入できるという。
Twitter、「拡張性と可用性」を求めてMySQLからCassandraへ乗り換える
人気のマイクロブログサービス「Twitter」を提供する米Twitterが、使用するデータベースをFacebookが開発した「Cassandra」に移行しているという。データ量の増加に自動的に対応できる拡張性や可用性などを評価した結果のようだ。
米Oracle、「OpenSolaris」を継続すると約束
米Oracleによる米Sun Microsystemsの買収完了後、Sunのオープンソースプロジェクト「OpenSolaris」の将来がコミュニティから心配されていたが、Oracle代表者は2月26日のミーティングでOpenSolarisの提供を継続することを約束した。
米Zend、コード追跡機能を追加した「Zend Server 5.0」をリリース
米Zend Technologiesは2月24日(米国時間)、PHP Webアプリケーションサーバーの最新版「Zend Server 5.0」をリリースした。Linux、Windows、IBM i(ベータ)に対応、無料のコミュニティエディション(CE)を同社Webサイトよりダウンロードできる。