米SpringSource、「Spring Framework 3.0.1」リリース
米SpringSource(米VMware傘下)は2月18日、Javaアプリケーションフレームワークの最新版「Spring Framework 3.0.1」を公開した。バージョン3系の初のメンテナンスリリースとなり、「Ivy」レポジトリを統合したパッケージも加わった。
2009年12月に公開した「Spring Framework 3.0」から約2ヶ月の開発期間をかけたメンテナンスリリースとなる。「Tiles 2.2」「Hibernate 3.5」サポートが加わったほか、170以上の修正を加えたという。
Spring Framework 3.0.1ではApplicaionListenerが改良され、堅牢性や一貫性も強化された。PointcutベースのプロキシーやEntityManagerおよび@Transationalのプロキシーが完全にシリアル化可能となり、3.0の新機能であるBeanFactoryのシリアル化も完成された。「おまけ」の機能として、JSPタグライブラリへのタグ追加も行われている。これを利用することで、SpEL(Spring EL)の表現をJSPページに組み込むことができるという。
最新版では、ユーザーから要求が多かった「依存性ディストリビューション」として、Ivyレポジトリを統合しサードパーティのjarファイルを含むパッケージも提供する。
米SpringSource(米VMware傘下)
http://www.springsource.com/
「Spring Framework 3.0.1」ダウンロード
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