米SpringSource(米VMware傘下)は1月12日、OSGiベースのJavaアプリケーションサーバー「dm Server 2.0」を発表した。同時に、dm Serverプロジェクトを非営利のオープンソース団体、Eclipse Foundationに移管する意思も明らかにした。
米Sun、「GlassFish ESB 2.2」リリース
米Sun Microsystemsは1月6日、オープンソースのESBプラットフォーム「GlassFish ESB 2.2」を公開した。Open ESBプロジェクトページよりダウンロードできる。
エクセルソフト、OSS違法利用防止ツール「Palamida」を販売開始
エクセルソフト(本社:東京都港区)は2010年1月6日、オープンソースソフト違法利用防止ツール「Palamida」(パラミーダ)の販売を開始した。米PALAMIDA社の製品で、ソフトウェア内に含まれるオープンソースソフトのコードを自動検出してライセンスを確認できる。価格は要問い合わせ。
東証、Linuxベースの新売買システムを稼動
東京証券取引所は2010年大発会の1月4日、新売買システム「arrowhead」(アローヘッド)を稼動させた。Linuxベースの分散システムで、応答時間5ミリ秒の高速で売買注文の処理を高速化した。
KSKソリューションズ、「Pentaho Open BI Suite V3.5」サポート開始
KSKソリューションズ(本社:大阪市)は、オープンソースBI(ビジネスインテリジェンス)製品「Pentaho Open BI Suite V3.5」の国内サポートを2010年1月8日から開始する。有償版の価格は1CPUあたり年間132万円から。
IPA、ITセキュリティ評価基準「CC/CEM」新版日本語版を公開
情報処理推進機構(IPA)は2009年12月25日、国際的なITセキュリティ評価基準の最新版「CC/CEM バージョン3.1 リリース3(CC/CEM v3.1 Release3)」日本語版を公開、認証申請の受付を開始した。マイナーバージョンアップで、より明確な表現にするなど細部が修正されている。
ゴーガ、Google Mapの開発パートナーに、企業向け地図システムを開発
Web関連コンサルティング・受託開発のゴーガ(本社:東京都港区)は2009年12月24日、グーグルのパートナープログラム「Google Enterprise Professional」の契約を同社と結んだと発表した。国内初のGoogle Maps開発パートナーという。2009年度中に具体的なソリューションを発表する予定。
米OpenLogic、オープンソースライセンス順守のためのソリューションを発表
オープンソース技術のサポートサービスを提供する米OpenLogicは12月17日(米国時間)、オープンソースライセンスの順守状況を確認する包括的なサービス「Open Source Fulfillment Center」を発表した。ライセンス順守を確実にし、リスクを管理できるという。
NTTデータと日本オラクル、Hinemosを使った統合運用管理ソリューションで協業
NTTデータと日本オラクルは2009年12月21日、システム統合基盤の統合運用管理ソリューションで協業すると発表した。NTTデータがオープンソースソフトとして公開する統合運用管理ツール「Hinemos」と、サーバー仮想化ソフト「Oracle VM」を含むオラクルのプラットフォーム製品を活用する。
米Spring、OSGiベースのJavaアプリサーバー最新版「dm Server 2.0」RC1版
米SpringSource(米VMware傘下)は12月18日、Javaアプリケーションサーバーの最新版「Spring dm Server 2.0」のリリース候補(RC)1版を公開した。先に公開された「Spring 3.0」を含むもので、シェルや管理コンソールが改善されている。
ソラン、ソースコード診断ツール「SMART」をライセンス販売
システムコンサルティング、エンジニアリングサービスのソランは2009年12月18日、ソースコード診断ツール「SMART」のライセンス販売を開始した。同社がこれまで提供してきた各種診断サービスのノウハウをパッケージ化して、ソースコード診断や報告書作成を完全自動化した。
米SpringSource、Java EE 6互換「Spring Framework 3.0」GA版を発表
SpringSource(米VMware傘下)は12月16日、オープンソースのJava開発フレームワーク最新版「Spring Framework 3.0」の一般提供(GA)をリリースした。先に発表された「Java EE 6」との互換性を実現するなど、RC版からさらに強化されている。
米Sun、認証ソフトウェア「OpenSSO Express 9」「OpenDS 2.2」を発表
米Sun Microsystemsは12月15日(米国時間)、オープンソースの認証/シングルサインオンソフトウェア「OpenSSO Express 9」、およびディレクトリサーバー「OpenDS Standard Eition 2.2」を発表した。同社Webサイトよりダウンロードできる。
米Oracle、MySQLへのコミット計画を発表――GPL継続、デュアルライセンス体制を維持
米Oracleは12月14日(米国時間)、Sun Microsystemsの買収によって取得されるMySQLについて、取得後の計画を「10のコミット」として発表した。ストレージベンダー向けの規約を現在より緩和するなど、コミュニティへの懸念を受けて譲歩を示した。
米Parallels、システム管理パッケージ「Parallels Small Business Panel 10.1」国内提供開始
米Parallelsは2009年12月10日(シンガポール時間)、クラウドサービスのWeb管理画面をカスタマイズできるシステム管理パッケージ「Parallels Small Business Panel 10.1」を発表した。中小企業向けにデザインしてあり、クラウド事業者が中小企業向けソリューションを充実させることができる。日本語を含むアジア圏向けに国際化対応を拡大したもので、同日から日本国内提供を開始した。
米Sun、軽量、モジュラー化を進めた「Java EE 6」を公開
米Sun Microsystemsは12月10日(米国時間)、「Java Platform, Enterprise Edition(Java EE)6」を発表した。特定の用途向けのサブセット「Profile」コンセプトを導入し、軽量化とモジュール化によりプラットフォームを簡素化した。
米Red Hat、RHEL 5.4に対応した「Red Hat Enterprise MRG 1.2」を発表
米Red Hatは12月7日、リアルタイム機能を統合したLinuxディストリビューションの最新版「Red Hat Enterprise MRG 1.2」を発表した。クラウドおよび仮想化対応などが強化されている。既存顧客は「Red Hat Network」経由で自動アップデートされる。
米Oracleによる買収に懸念? MySQLの利用者が減少する傾向に
調査会社の米The 451 Groupは12月4日(米国時間)、米Oracleが4月に発表した米Sun Microsystemsの買収計画による「MySQL」への影響、利用者の意識などを調べた報告書を発表した。MySQLの利用減少が予想される一方、「PostgreSQL」「MariaDB」などの利用が増加するとまとめている。
Zend、Mylynを統合した「Zend Studio 7.1」を発表
イスラエルZend Technologiesは12月4日(米国時間)、PHP統合開発環境(IDE)の最新版「Zend Studio 7.1」を発表した。タスク管理プラグイン「Eclipse Mylyn」が統合されており、これによりタスク主導型の開発を実現、生産性向上を支援するという。
スピードビジネス、オープンソース動画配信システム「Kaltura CE」体験サーバ発売
スピードビジネス(本社:東京都港区)は2009年12月4日、オープンソースの動画配信システム「Kaltura Community Edition(CE)」をLinuxサーバにプリインストールしたパッケージ製品「オープンソース体験サーバー」を発売した。価格は3万9900円(離島を除き国内送料無料)。