米Googleは7月16日(米国時間)、オープンな情報データベース「Freebase」を開発する米Metaweb Technologiesを買収したことを発表した。買収金額など詳細は公開されていない。これにより、Web検索の精度を改善すると説明している。
オープンソースソフトのライセンス検出・分析ツール「FOSSology 1.2」が公開
米Hewlett-Packardが支援するFOSSologyプロジェクトは7月8日、オープンソースソフトウェアの分析ツール最新版「FOSSology 1.2」を公開した。著作権/URL/電子メールスキャナが正式に加わり、ライセンススキャナも一新した。
企業の多くが知らずにオープンソース利用、GPL違反リスクに気付かず、米OpenLogic調査
米OpenLogicは6月30日(米国時間)、オープンソースの利用動向に関する調査結果を発表した。企業の中にはGPL(GNU General Public Licence)などオープンソースライセンスの下で公開されているコードを知らずに利用したアプリを公開しているところが多く、ライセンス違反のリスクを犯していることに気が付いていないと警告している。
米Cloudera、Hadoopディストリビューションの最新版を公開
Hadoop専業ベンダーの米Clouderaは6月29日(米国時間)、最新のHadoopディストリビューション「Cloudera Distribution for Hadoop(CDH) v3」を公開した。CentOSやAmazon Web Services(AWS)などと事前検証済みで、企業はHadoopベースのデータ管理プラットフォームを容易に導入できるという。
米Yahoo!、Hadoopのセキュリティ強化版とワークフローエンジンをオープンソースに
米Yahoo!は6月29日(米国時間)、分散処理プラットフォーム「Apache Hadoop」に関連した最新技術「Hadoop with Security」と「Oozie」を発表した。Yahoo!は2つの技術をApache Software Foundation(ASF)に移管し、今後はオープンソースプロジェクトとして開発を進めていく。
米Red Hat、ポータルプラットフォーム「JBoss Enterprise Portal Platform 5.0」を発表
米Red Hatは6月24日(米国時間)、ポータルプラットフォームの最新版「JBoss Enterprise Portal Platform(EPP) 5.0」を発表、一般提供を開始した。Java EE、Springなど既存のスキルを活用してポータルを開発できる。
FlashやAjaxでUIを構築できるJavaベースのRIAフレームワーク「Jspress 3.5」リリース
オープンソースのRIA(Rich Internet Application)開発フレームワークを開発するJspressoチームは6月18日、最新版「Jspresso 3.5.0」をリリースした。デスクトップアプリケーションのような高機能Webアプリケーションを効率的に開発できるとしている。
米Oracleになって初のメジャーリリース、「NetBeans 6.9」が登場
米Oracleは6月16日(米国時間)、オープンソースのJava開発環境「NetBeans 6.9」を公開した。Solaris、Linux、Windows、Mac OSに対応、プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
HP、Phoenixのインスタント起動Linux OS技術を取得へ
米Hewlett-Packard(HP)と米Phoenix Technologiesは6月10日(米国時間)、Phoenixが開発する簡易Linux OS「HyperSpace」などをHPが取得することで合意したと発表した。買収金額は約1200万ドル。HPはLinuxを強化し、Phoenixは主力事業のBIOSにフォーカスする。
米Ingres、「既存のデータベースより10倍~70倍高速」というデータ解析向けDBMS「VectorWise」をリリース
米Ingresは6月8日(米国時間)、次世代データベース管理システム(DBMS)「Ingres VectorWise for Linux」の一般提供(GA)を開始した。マルチコアやインメモリ処理、SIMDといった近年のコンピュータハードウェアの進化に対応したアーキテクチャにより、既存のデータベースと比較して10倍から70倍ものパフォーマンスを発揮できるという。
英Canonicalが企業向けのUbuntuサポートサービス「Ubuntu Advantage」を発表
英Canonicalは6月7日(英国時間)、最新のサポートサービス「Ubuntu Advantage」を発表した。Ubuntuデスクトップ/サーバーを導入する企業向けのサービスで、サポートレベルを3段階にして提供する。有料ビジネスを強化する狙い。
「Microsoft製品ベンダーのみを対象にした調達行為は違法」、カナダ・ケベック州裁が州のMicrosoft調達を違法と判定
カナダ・ケベック州高等裁判所は6月3日(カナダ時間)、ケベック州政府による米Microsoftソフトウェアの調達について異議を申し立てていたオープンソースSI事業社の主張を認め、州の調達行為を違法とする判決を下した。原告側は「世界の勝利」と記している。
ぷらっとホーム、分散型ストレージシステム「CloudStation dSS」を発表
ぷらっとホームは5月27日、分散型ストレージサーバー「CloudStation dSS」を発表した。独自開発のストレージエンジン「dSS engine」を採用、スケーラブルかつ信頼性の高いストレージを構築できる。
APC、「SOLUTIONS FORUM 2010」を開催
エーピーシー・ジャパンは5月25日、データセンター関連イベント「SOLUTIONS FORUM 2010」を7月9日に開催すると発表した。
「NoSQL」を上回る性能を目指す次世代型高速SQLデータベース「VoltDB」登場
ベンチャー企業の米VoltDBは5月25日(米国時間)、オープンソースのデータベースシステム「VoltDB 1.0.1」をリリースした。高速、拡張性、ACID遵守などを特徴とする次世代DBMSとしている。
RHEL 5.5互換のLinuxディストリビューション、CentOS 5.5リリース
CentOS開発者は5月14日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)互換のLinuxディストリビューション「CentOS 5.5」をリリースしたことを発表した。対応アーキテクチャはi386およびx86_64で、RHEL 5.5をベースとしている。
Webアプリケーションフレームワーク「Grails 1.3」リリース
米SpringSource(米VMware傘下)は5月11日、Webアプリケーション開発フレームワークの最新版「Grails 1.3」をリリースした。「Groovy 1.7」に対応するなど、多数の新機能や機能強化が図られている。
オープンソース統計解析言語「R」、商用化に向けエンタープライズ向けエディションを拡充
オープンソースの統計解析言語「R」の商業ベンダー、米Revolution Analytics(旧社名;REvolution Computing)は5月6日(米国時間)、社名変更と今後の計画を発表した。R言語を利用したデータ解析ソリューションの提供とコミュニティ活動の本格化に向けて本腰を入れる。
Rubyによるスマートフォンアプリ開発を可能にする開発フレームワーク「Rhodes 2.0」
米Rhomobileは5月4日(米国時間)、クロスプラットフォームのモバイルアプリ開発フレームワークの最新版「Rhodes 2.0」を発表した。HTMLおよびRubyを利用してアプリケーションを開発できるMVCフレームワークで、AndroidやiPhone、Windows Mobileなどさまざまなモバイル向けプラットフォームに対応する。
米VMwareとSalesforce、Javaアプリ向けクラウドソリューション「VMforce」を発表
米Salesforce.comと米VMwareは4月27日(米国時間)、Java開発向けのクラウドサービス「VMforce」を発表した。「SpringFramework」などのJava開発技術、仮想化技術、クラウド実装技術を組み合わせ、Java開発者と企業に包括的なソリューションを提供する。