FlashやAjaxでUIを構築できるJavaベースのRIAフレームワーク「Jspress 3.5」リリース
オープンソースのRIA(Rich Internet Application)開発フレームワークを開発するJspressoチームは6月18日、最新版「Jspresso 3.5.0」をリリースした。デスクトップアプリケーションのような高機能Webアプリケーションを効率的に開発できるとしている。
Jspressoは、Javaをバックエンドとするインターネットアプリケーションを開発できるRIAフレームワーク。UIを含むView部分はコーディングなしに実装でき、Flex、qooxdoo、WingS、ULC、SwingといったさまざまなGUI技術を利用できる。性能や品質を損なうことなく開発作業を合理化できるという。Jspressoは2008年にオープンソース化されており、バージョン3.5は、2009年4月のバージョン3.0以来、1年以上の開発期間を経てのリリースとなる。
Jspresso 3.5ではGUIとしてqooxdooフレームワークをサポートするほか、Spring XMLのようにさまざまなアプリケーションレイヤを記述・アセンブルするGroovyべースのDSL(ドメイン固有言語)「SJS(Sugar for Jspresso)」が導入された。シンタックスハイライトとコードコンプリートに対応するEclipseプラグインも用意した。
JspressoはLGPLの下で公開、プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
Jspresso
http://www.jspresso.org/
「Spring XMLJspresso 3.5」ダウンロード
http://www.jspresso.org/page/jspresso-download-area