問われるデータセンターの省電力策――大手電力会社PG&Eは支援プログラムを実施

 サンフランシスコ湾岸地域の涼しい気候は、データセンターの電力コスト削減に一役買う可能性が高い。しかし、多くのデータセンターは外気を利用する仕組みを備えておらず、気候上のメリットを生かしていないというのが実情だ。こうした現状に、大手電力会社も懸念を抱いている。

ブレード・サーバ導入の落とし穴――データセンター側の受け入れ態勢に抜かりはないか?!

 データセンターに多大なメリットをもたらすと言われるブレード・サーバだが、他に先駆けてブレード・サーバを導入した企業のITマネジャーたちは、「ブレード・サーバをデータセンターに導入する際には、事前に慎重な計画を立てる必要がある」と口をそろえる。

日本HP、データセンターの電力/空調コスト削減を支援する「スマート・クーリング」サービスを発表ーシステム・ベンダーの立場から顧客企業に設備設計/計画/評価サービスを提供

 日本ヒューレット・パッカード(HP)は2月5日、企業やサービス・プロバイダーが運用するデータセンターの電力/空調設備の最適化を行うことで、電力/空調コストの削減やデータセンターの可用性向上を支援するサービス「HPスマート・クーリング・ソリューション」を発表、同日より提供を開始した。

Sun:貨物用コンテナにサーバー250台、“仮設データセンター”開発

 米Sun Microsystemsは17日(米国時間)、企業がサーバーの設置スペースに苦労しているのを踏まえ、屋外に貨物用コンテナを置き、そこに収納する試みを発表した。本来は建物内に「データセンター」を設け、集中管理するのが一般的で、経費がかさみ、機動性に欠けるのが悩み。Sunは「Project Blackbox」と名付け、07年半ばに事業化する。

データセンターを中心に普及が本格化するサーバ仮想化技術

 Computerworld 米国版が9月11〜13日にアリゾナ州で開催した「Infrastructure Management World」コンファレンスでは、ITマネジャーやアナリストの多くが、企業のデータセンターなどで、管理コストとハードウェアのコストを節減するために、サーバ仮想化技術を本格的に導入されるようになってきていると指摘した。

レッドハットとワダックス、国内ホスティング分野で提携

 レッドハット(本社:東京都港区)は2006年8月1日、レンタルサーバのワダックス(本社:大阪市)とホスティングサービスで提携したと発表した。ワダックスのサーバに、Red Hat Enterprise Linuxを採用する。同社は国内5社目、関西地区では初めての「アドバンスド・ホスティング・パートナー」企業となる。