オープンソース関連ビジネスを行うカナダSavoir-faire Linuxは7月21日、フリーの分散型コミュニケーションプラットフォーム「Ring 1.0」を公開した。音声や動画、メッセージのやり取りを行えるプラットフォームで、ユーザーのプライバシーと自由を尊重するとしている。
Mozilla Labs、Webサイトに簡単に設置できるリアルタイムチャット・コラボレーションサービス「TowTruck」を発表
Mozilla Labsがリアルタイムコラボレーションサービス「TowTruck」を発表した。任意のWebサイトにチャットなどのリアルタイムコラボレーション機能を容易に組み込めるサービスで、オープンソースで開発されている。
複数人数でのビデオ会議機能が加わった「Jitsi 2.0」が登場
オープンソースの音声/ビデオチャット/インスタントメッセージング(IM)アプリケーション「Jitsi」開発チームは3月7日、最新版「Jitsi 2.0」をリリースした。WindowsやMac OS X、Linuxなどで動作し、JabberやICQ、Google Talk、Windows Liveメッセンジャー、Yahoo! MessengerなどのIMプロトコルをサポートする。
Microsoft、Visual StudioおよびTFSでのGitサポートを発表。CTP版のプラグインもリリース
米Microsoftが30日、同社の提供するWindows向け統合開発環境(IDE)「Visual Studio」でのGitサポートと、プロジェクト/ソースコード管理システム「Team Foundation Server(TSF)」におけるGitリポジトリホスティング機能のサポートを行うことを発表した。次期版のVisual StudioおよびTSFから正式なサポートが行われる。
Tracベースの「Apache Bloodhound 0.4」がリリース
Tracをベースとしたプロジェクト管理システム「Apache Bloodhound」開発チームは1月28日、最新版となる「Apache Bloodhound 0.4」をリリースした。
Gitベースのファイル共有クライアント「SparkleShare 1.0」
GNOME開発者のHylke Bons氏は12月9日、オープンソースのファイル同期システム「SparkleShare 1.0」を公開した。複数のコンピュータ間でのディレクトリの同期を可能にするので、バックエンドにはGitを使用する。WindowsやMac OS X、Linuxに対応、プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
米Googleが開発を中止したKnol、「Annotum」プロジェクトが継承
米Googleが11月22日、7種類のプロジェクトの打ち切り計画を発表したが、その1つである知識共有サービス「Knol」を継承するオープンソースの学術向けオーサリングプラットフォーム「Annotum」が立ち上がり、バージョン1.0を公開した。
GitHub、自社で使用している拡張性の高いボットシステム「Hubot」をMITライセンスで公開
GitHubは10月25日、「Hubot」をオープンソースプロジェクトとして発表した。HubotはGitHubが自社内で利用するために開発した作業自動化ツールで、IRCなどによるチャット経由でさまざまな処理を行える。
Twitterライクなメッセージ機能が加わった「XWiki Enterprise 3.0」がリリース
XWiki開発チームは4月1日、エンタープライズ向けWiki「XWiki Enterprise 3.0」を公開した。Twitterライクなメッセージ機能など新機能が導入され、WYSIWYG Editorなど既存機能も改善されている。ライセンスはLGPL。
多くのチャット/メッセージングサービスに対応した統合メッセンジャー「Pidgin」
オンラインのユーザーへ手軽にメッセージを送信できる「インスタントメッセンジャー」(IM)を使っている人は多いだろう。IMにはWindows Live メッセンジャーやYahoo!メッセンジャー、Googleトークなどさまざまなものがある。しかし、これらは互換性がないため、やりとりする相手が異なるサービスを使用しているといくつものクライアントを同時に起動して使い分ける必要があった。そこで利用したいのが「Pidgin」である。
「Google Wave」がApacheプロジェクトへ、Incubatorプロジェクトとして提案
米Googleが先に開発を停止したリアルタイムコラボレーションツール「Google Wave」の開発者らが11月24日、非営利団体Apache Software Foundation(ASF)のIncubatorプロジェクトとなることを提案した。今後ASFのプロジェクトとして存続する可能性が出てきた。
Zoho、オープンソースプロジェクトに「Zoho Discussions」を無料提供
Zohoは1月20日(米国時間)、フォーラムソフトウェア「Zoho Discussions」をオープンソースコミュニティに無償で提供することを発表した。すでに「jQuery」開発チームが同サービスを利用してディスカッションフォーラムを構築しているという。
NICTと京都大学、多言語コラボレーション支援ツールをOSS公開
情報通信研究機構(NICT)と京都大学の研究グループは2010年1月14日、多言語コミュニケーションのサービス基盤「言語グリッド」をCMS(コンテンツ管理システム)から利用できるようにする汎用ツールボックス「言語グリッドツールボックス」(Language Grid Toolbox)を発表した。利用現場に応じた多言語コラボレーション環境の実現が容易になるという。
米Google、オンラインワープロサービス「EtherPad」のソースコードを公開
米Googleが買収した米AppJetは12月17日、オンラインワープロサービス「EtherPad」のソースコードを公開したと発表した。EtherPadはGoogle買収を受けて閉鎖が決定しており、ソースコードを提供することでサービス終了後も顧客が独自にサーバーを運用できるという。
Mozilla、「ほぼRC版」という「Weave 1.0」ベータ3を公開
Mozilla Labsは12月11日、「Firefox」の同期サービス「Weave 1.0」ベータ3を公開した。バージョン1.0正式版リリースまでに修正したい箇所に全て対応した「ほぼリリース候補(RC)版」としている。
Googleがオンラインワープロサービスを提供するAppJetを買収。Wave強化へ
米Googleがオンラインコラボレーションサービスを提供する米AppJetを買収した。AppJetが12月4日に明らかにしたもので、買収金額など詳細は公開されていない。Googleは開発中のリアルタイムコミュニケーションサービス「Google Wave」を強化する狙いのようだ。
米Novell、「Google Wave」と相互依存可能なコラボレーションプラットフォーム「Novell Pulse」
米Novellは11月4日(米国時間)、企業向けリアルタイムコラボレーションプラットフォーム「Novell Pulse」を発表した。単一のインターフェイスでメッセージを管理でき、「Google Wave」との相互運用性もある。
IPA、OSS日本語化プロジェクトを支援する「翻訳コミュニティー基盤ソフトウェア」公開
情報処理推進機構(IPA)は2009年10月28日、オープンソースソフトのヘルプメッセージなどの翻訳で、コミュニティの翻訳作業を支援するソフト「翻訳コミュニティー基盤ソフトウェア」を発表した。ワークフロー管理やコミュニティ管理の機能も備え、OSSの日本語化促進に役立ててもらうという。
Mozilla Labs、電子メール、SNS、RSSなどのメッセージを管理する「Raindrop」
Mozilla Labsは10月22日、Webでメッセージを管理する最新プロジェクト「Raindrop」を発表、初期プロトタイプを公開した。さまざまなサービスからメッセージを集め、インテリジェントにソートすることで、ユーザーは容易に快適にマルチサービスでコミュニケーションできるという。
米Yahoo!、オープンソースのコラボレーションスイート「Zimbra 6.0」を発表
米Yahoo!のZimbraチームは9月30日、オープンソースのコラボレーションスイート「Zimbra Collaboration Suite(ZCS)6.0」を公開した。ソーシャル機能への対応やインターフェイスの改善など、多数の改善が加えられている。