プライバシー配慮を特徴としたフリーのコミュニケーションプラットフォーム「Ring」

 オープンソース関連ビジネスを行うカナダSavoir-faire Linuxは7月21日、フリーの分散型コミュニケーションプラットフォーム「Ring 1.0」を公開した。音声や動画、メッセージのやり取りを行えるプラットフォームで、ユーザーのプライバシーと自由を尊重するとしている。

Microsoft、Visual StudioおよびTFSでのGitサポートを発表。CTP版のプラグインもリリース

 米Microsoftが30日、同社の提供するWindows向け統合開発環境(IDE)「Visual Studio」でのGitサポートと、プロジェクト/ソースコード管理システム「Team Foundation Server(TSF)」におけるGitリポジトリホスティング機能のサポートを行うことを発表した。次期版のVisual StudioおよびTSFから正式なサポートが行われる。

多くのチャット/メッセージングサービスに対応した統合メッセンジャー「Pidgin」

 オンラインのユーザーへ手軽にメッセージを送信できる「インスタントメッセンジャー」(IM)を使っている人は多いだろう。IMにはWindows Live メッセンジャーやYahoo!メッセンジャー、Googleトークなどさまざまなものがある。しかし、これらは互換性がないため、やりとりする相手が異なるサービスを使用しているといくつものクライアントを同時に起動して使い分ける必要があった。そこで利用したいのが「Pidgin」である。

NICTと京都大学、多言語コラボレーション支援ツールをOSS公開

 情報通信研究機構(NICT)と京都大学の研究グループは2010年1月14日、多言語コミュニケーションのサービス基盤「言語グリッド」をCMS(コンテンツ管理システム)から利用できるようにする汎用ツールボックス「言語グリッドツールボックス」(Language Grid Toolbox)を発表した。利用現場に応じた多言語コラボレーション環境の実現が容易になるという。

IPA、OSS日本語化プロジェクトを支援する「翻訳コミュニティー基盤ソフトウェア」公開

 情報処理推進機構(IPA)は2009年10月28日、オープンソースソフトのヘルプメッセージなどの翻訳で、コミュニティの翻訳作業を支援するソフト「翻訳コミュニティー基盤ソフトウェア」を発表した。ワークフロー管理やコミュニティ管理の機能も備え、OSSの日本語化促進に役立ててもらうという。