Googleがオンラインワープロサービスを提供するAppJetを買収。Wave強化へ

 米Googleがオンラインコラボレーションサービスを提供する米AppJetを買収した。AppJetが12月4日に明らかにしたもので、買収金額など詳細は公開されていない。Googleは開発中のリアルタイムコミュニケーションサービス「Google Wave」を強化する狙いのようだ。

 AppJetは、リアルタイムにコラボレーションできるサービス「EtherPad」を提供するベンチャー企業。EtherPadはオンラインでドキュメントを作成/編集できるサービスで、Word、PDF、Webページ、テキストといったドキュメントのインポートにも対応。EtherPad上のドキュメントは、チームメンバーが同時にアクセスして編集を行うことができ、「リアルタイムで作業できる唯一のWebベースワープロ」をうたっている。時系列での変更表示やチャットなどの機能もあり、無償版と有償版がある。

 AppJetによると、EtherPad開発チームは今後GoogleのWaveチームに参加して、リアルタイムコラボレーションの開発作業を進めていくという。また、Googleの買収により、AppJetはEtherPadの有料・無料サービスは段階的に縮小する計画とのこと。一方で、今後ソースコードを開示するほか、既存ユーザーにGoogle Waveを試用できる機会を提供するという。この移行計画は、一部のEtherPadユーザーの不満を受けて変更されたものとなる。

 Googleは5月にWaveを発表、9月にベータを拡大している。

米AppJet
http://etherpad.com/

米Google
http://www.google.com/