米SpringSource、Java向けRADツール「Spring Roo 1.0」GA版リリース

 米SpringSource(米VMware傘下)は2009年12月31日、Java開発者向けの開発ツール「Spring Roo 1.0.0」の一般提供(GA)を公開した。生産性へのフォーカス、標準技術とJava APIの利用などを特徴とし、Javaアプリケーションの構築をより容易にするという。

 Spring Rooは、開発の統合性や柔軟性を損なうことなくJava開発者の生産性を改善することを目指した開発ツール。プロジェクト管理、エンティティサポート、JUnitテスト、動的検索などの機能を持ち、Spring MVC、Selenium、JMS、SMTP、ビルドシステムなどが統合されている。また、SpringSource Tool SuiteやEclipseとの互換性もあるとのこと。独自のランタイムは持たず、タブ補完などの機能を含む高度なシェルを特徴とする。SpringSourceは2009年4月に同プロジェクトを発表している。

 Spring Rooではバックグラウンドでファイルを監視し、コンポーネントを動的に自動生成する機構を持つ。そのため、ユーザーはSpring Rooの存在を意識せずにソースコードを記述できる。Spring Framework、Jaba Persistence API(Hibernate)、Java Server Pages、Apache Maven、AspectJ、Spring Web Flow、Dojo Toolkit(Spring JavaScript利用)といったフレームワークに対応し、開発者は使い慣れたライブラリを利用してJavaアプリケーションを開発できるという。

 独自のランタイムを使用しないため、Spring Rooの使用をやめたとしても、ユーザーはSpring Rooを使用して作成したコードをそのまま利用し続けることが可能。ユーザーがツールを拡張することも容易に行えるとしている。

 Linux、Windows、Mac OS Xに対応、SpringSource内のプロジェクトサイトよりダウンロードできる。利用には、Java 5とMaven 2.0.9以上が必要。

米SpringSource(米VMware傘下)
http://www.springsource.com/

「Spring Roo 1.0.0」ダウンロード
http://www.springsource.org/roo