Javaアプリケーションフレームワーク「Spring Framework 3.0.2」公開、Hibernate 3.5に対応

 Spring Source(米VMware傘下)は4月2日、Javaアプリケーションフレームワークの最新版「Spring Framework 3.0.2」を公開した。O/Rマッパー「Hibernate 3.5」への対応など、最新のサードパーティ技術が利用できる。同社のWebサイトよりダウンロードできる。

 Spring Framwork 3.0.2は2009年12月にリリースされたSpring Framework 3.0系の2度目メンテナンスリリース。前バージョンから100以上の問題修正が加わっている。Spring Sourceでは、バージョン3系および2.5のユーザーにアップグレードを推奨している。

 Hibernate 3.5(正式版)やJava Persistence APIのオープンソース実装「Apache OpenJPA 2.0」ベータ3、Webサービス接続プロトコル「Hessian 4.0.3」、オープンソースのJava用帳票ライブラリ「JasperReports 3.7」など最新のサードパーティライブラリをサポート。また、HttpEntityクラスといったWeb対応技術も強化されている。

 なお、サードパーティ製のライブラリについては幅広いバージョンをサポートするとし、たとえばSpring Framework 3.0.2ではHibernate 3.3.1を利用するようビルドされているが、Hibernate 3.2〜3.5までとの組み合わせもサポートするという。

Spring Source(米VMware傘下)
http://www.springsource.com/

「Spring Framework 3.0.2」ダウンロード
http://www.springsource.com/download