「MyEclipse」の米Genuitec、Spring向けに機能統合したバージョンを開発へ
Eclipse向けJ2EE統合開発環境「MyEclipse」を開発する米Genuitecは1月12日(米国時間)、米SpringSourceの「Spring Framework」向けの「MyEclipse for Spring」を開発する計画を発表した。予想価格は年間199ドルからで、製品は1月中にも提供を開始する予定だ。
GenuitecはSpringSource認定パートナー企業である米Skyway Softwareと提携し、MyEclipse for Springを共同開発する。迅速な開発を特徴とするMyEclipseにSpringアプリケーション構築用のエディタを統合、開発者は高度なスカフォールディング技術を利用して迅速にアプリケーションを開発できるという。たとえば、データベーステーブル、POJO(Plain Old Java Object)、Java Persistence ArchitectureからSpring CRUD(Create, Read, Update, Delete)MVCを生成、などのことが可能になるという。
Genuitecはブログにて、MyEclipse for Spring開発の背景として、「SpringはMyEclipse顧客でもっともよく利用されている」と記しつつ、SpringSourceのサードパーティツールにおける取り組みに不満も見せている。このブログに対し、SpringSourceの担当者は、Springアプリの構築として自社「SpringSource Tool Suite」を推奨する立場を書き込んでいる。
米Genuitec
http://www.genuitec.com/