Java環境で利用できるWebアプリケーション向けHTMLエディタ実装「FCKeditor.Java Integration 2.6」リリース

 ポーランドCKSourceは1月4日、「FCKeditor.Java Integration 2.6」をリリースした。Webアプリケーション用HTMLエディタ「FCKeditor(CKEditor)」をJava環境で容易に実装できるもので、最新版はバージョン2系最後のリリースとなる。

 FCKeditorはCKSourceのオープンソースプロジェクトで、ブラウザベースのWYSIWYGエディタ(FCKeditorはバージョン3.0以降、名称を「CKEditor」に変更している)。FCKeditor.JavaはJava向けとなり、Javaライブラリ、ドキュメンテーション、Webアプリケーションデモが含まれている。JavaScript APIなどを使うことなく、FCKeditorをすぐに実装できるという。JSPのタグライブラリとしても利用できるとしている。

 最新版では、非推奨コードとスキンメソッドを削除しコードをクリーンにした。また、JSPタグにNAMEパラメータが追加された。Mavenは「Apache Maven 2.0.10」以上が必要となる。

 バージョン2.6は、プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。バイナリのインストールにはJRE 1.4とServlet 2.4/JSP 2.0以上が必要となる。

ポーランドCKSource
http://cksource.com/

「FCKeditor.Java Integration」プロジェクトページ
http://java.fckeditor.net/