米SpringSourceが「Grails 1.2」正式版リリース、「Groovy 1.7」も公開
米SpringSource(米VMware傘下)は12月23日、Webアプリケーションフレームワーク「Grails 1.2」の一般提供を開始した。先日リリースされた「Spring 3」に対応、安定性と性能などが強化されている。
最新版では、「Apache Ivy」をベースとした依存解決DSLが導入、フレームワークやプラグインを含むJAR依存関係のコントロールが可能となった。Spring統合を強化、コンポーネントスキャンも対応し、@Controllerインスタンスを通常のMVCと同じように実装できる。Named Queryに対応、名前付きURLマッピングなどの機能も加わっている。
Grailsのビューレイヤでの性能を改善、スループットが2〜3倍高速になったという。メモリ消費も改善した。
SpringSourceは22日、Java向け動的言語「Groovy 1.7」もリリースしている。最新版では、無名内部クラスとネステッドクラスのサポート、アノテーションサポートの強化など多数の機能が盛り込まれている。
米SpringSource
http://www.springsource.com/
「Grails 1.2」ダウンロード
http://grails.org/Download
「Groovy 1.7」ダウンロード
http://groovy.codehaus.org/Download