JCR 2.0にアップグレードした「Apache Jackrabbit 2.0.0」がリリース

 Apache Jackrabbitコミュニティは1月27日、オープンソースのJCR(Content Repository for Java Technology API)実装の最新版「Apache Jackrabbit 2.0.0」を公開した。JCR 2.0とJava 5にアップグレードしたバージョン2系の初の正式版となる。プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。

 Apache Jackrabbitは、Apache Software Foundation(ASF)下のプロジェクトで、コンテンツレポジトリのJava Technology APIであるJCRを実装したライブラリ。

 バージョン1系からの大きな変更点として、JCR 2.0へのアップグレードがある。最新版はJCR 2.0 APIをベースとし、JSR 283仕様で必要とされる機能を全て実装した。リモートアクセスレイヤ(RMIとWebDAV)はJCR 2.0のサブセットのみに対応するという。ベースのプラットフォームは、Java 5にアップグレードされている(jcr-testsコンポーネントは除く)。

 このほかの特徴として、対応する全データベースバックエンドでデータベースコネクションプーリングが利用可能となった。また、デフォルトのレポジトリ設定でデータストア機能が有効化された。OCM(Object Content Mapping)などの汎用目的のJCRコンポーネントを分離し、別途開発・リリースされることになった。

 メタデータ抽出の「Apache Tika」を使った全文インデックスでは、米Microsoftが「Office 2007」以降で採用する「Office Open XML」など、さまざまなドキュメント形式のファイルをインデックス可能となった。

 バージョン1系との後方互換性を保つように設計されているが、一部例外があるという。詳細はプロジェクトのWebサイトに記されている。

Apache Jackrabbit
http://jackrabbit.apache.org/

「Apache Jackrabbit 2.0.0」ダウンロード
http://jackrabbit.apache.org/downloads.html