米Apple、Google、Microsoft、アイコンソフトウェア特許で提訴される

 ネットワークベンダーの米Cygnus Systemsが米Apple、米Google、米Microsoftの3社を相手取り、特許侵害で訴えている。3社はファイルプレビュー機能で自社特許を侵害したという。

 Cygnusは12月24日(米国時間)、アリゾナ州地区連邦地方裁判所に訴状を提出している。それによると、Cygnusは「アイコンを使用したソフトウェア環境の管理に関するシステムおよび手法」に関する特許を所有しており、3社はこれを侵害したという。具体的には、Appleの「Mac OS X Leopard」「Safari」「iPhone」、Googleの「Google Chrome」、Microsoftの「Windows Vista」「Internet Explorer 8」などを挙げており、Cygnusは特許侵害による損害賠償と指し止め命令を求めている。

 Cygnusは自社特許について、「グラフィカルなアイコン経由で1つ以上のコンピュータファイルを保存/ナビゲーション/アクセスするためのシステムおよび手法で、グラフィカルなアイコンには選択された部分あるいは選択されたファイルのイメージを含む」と説明している。

 Cygnusは2001年にこの技術について米国特許を出願しており、今年3月に特許が認められた。

米Cygnus Systems
http://www.cygnus-sys.com

米Apple
http://www.apple.com

米Google
http://www.google.com

米Microsoft
http://www.microsoft.com