「Safari 4」、リリース3日でダウンロードは1100万回に、Windows版は600万回
米Appleは6月12日(米国時間)、最新のWebブラウザ「Safari 4」のダウンロード回数がリリースから3日で1100万を上回ったことを発表した。そのうちの600万回は、Windows版だったという。
Appleは6月8日にSafari 4をリリースした。ブラウザエンジン「WebKit」を土台とし、HTML 5やCSS3をサポート、Web標準測定テストのAcid3で100点満中100点を取得している。
最新版の大きな特徴は、速度の改善。JavaScriptエンジン「Nitro Engine」を搭載、AppleによるとJavaScriptの速度は、「Internet Explorer 8(IE 8)」の約8倍、「Firefox 3」の約4倍高速で、HTML形式WebページではIE 8とFirefox 3の約3倍の動作速度を実現するという。
このほか、お気に入りのランキングをサムネイル表示する「Top Sites」、履歴検索「Full History Search」、インターフェイス「Cover Flow」など、150もの新機能が搭載されている。開発者向けにも、「Web Inspector」「Elements Pane」「Resources Pane」などの機能が強化されている。
Safari 4はAppleのWebサイトより無償でダウンロードできる。対応OSは、Windows XP/Vista、Mac OS X 10.5.7または10.4.11。
米Apple
http://www.apple.com/