VirtualBox 2.2:Linux版はお勧めだが、Windows版はバグだらけ

 Sun Microsystemsは4月8日(米国時間)、オープンソースの仮想化ソフトウェアの最新版「VirtualBox 2.2」をリリースした。仮想マシン標準仕様の「OVF(Open Virtualization Format)」をサポートしたことが新版の特徴だが、それ以外にも改良された部分はいろいろある。その新機能を試すべくLinuxホストとWindowsホストにインストールしてみたのだが、両者の間には完成度に大きな開きがあった。結論から言うと、Linux版はアップグレードの価値があるが、Windows版の既存ユーザーは次のバージョンが出るまで導入を見合わせた方がよい。

マピオンのシステム刷新に「GlassFish」や「MySQL Cluster」採用

 サン・マイクロシステムズは2009年4月8日、地図情報サービスのマピオン(旧サイバーマップ・ジャパン)の複数のシステム刷新とデータセンター移行に、自社の「Sun GlassFish Enterprise Server」「MySQL Cluster Database」や、ブレードサーバ製品などが採用されたと発表した。既に安定稼働しているという。