米Sun、クラウドコンピューティング支援サービスを発表

 米Sun Microsystemsは6月1日(米国時間)、クラウドコンピューティング導入サービス「Sun Cloud Strategic Planning Service」を発表した。企業や組織によるパブリック/プライベートのクラウド導入を支援するもので、Sunは自社クラウド戦略を強化する狙い。

 Sun Cloud Strategic Planning Serviceは、同社サービス事業部の最新ポートフォリオで、Sunが2009年3月に発表したクラウドコンピューティングソリューション「Sun Open Cloud Platform」とクラウドサービス「Sun Cloud」を補強するサービスとなる。

 同サービスは、顧客側のクラウド対応度を評価し、クラウド導入にあたって設計、計画、実装を支援する。具体的には、事業、組織/文化、技術、IT環境の4つから評価し、組織の事業やIT目標に合わせたアドバイスとプランニングを提供する。これにより、ITコストの削減、柔軟性の改善、データセンターのアップグレード/マイグレーション/統合などの目標到達を支援するとしている。

 Sunのクラウド戦略は、自社向けに構築するプライベートと一般に公開するパブリックの両方をサポートするもので、現在、開発者向けにAPIを公開している。Sun Cloudの公開は、今年夏の予定だ。

米Sun Microsystems
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