米Googleの「Chrome」の参入などによりWebブラウザ市場が活性化する中、Firefoxを開発するMozillaは今後、拡張における取り組みを「Personas」と「JetPack」に集約していく方向性を明らかにした。
Mozilla、「Firefox 3.6」RC版を公開
Mozilla Foundationは1月10日、オープンソースのWebブラウザ次期版Firefox 3.6(開発コード名「Namaroka」)のリリース候補(RC)版を公開した。Windows、Linux、Mac OS Xに対応、MozillaのWebサイトよりダウンロードできる。
エクセルソフト、OSS違法利用防止ツール「Palamida」を販売開始
エクセルソフト(本社:東京都港区)は2010年1月6日、オープンソースソフト違法利用防止ツール「Palamida」(パラミーダ)の販売を開始した。米PALAMIDA社の製品で、ソフトウェア内に含まれるオープンソースソフトのコードを自動検出してライセンスを確認できる。価格は要問い合わせ。
HDDやSSDなどの速度を計測するベンチマークソフト「CrystalDiskMark」 の使い方
HDDよりもはるかに速いSSDや、高速タイプと銘打つUSBメモリの普及によって、記憶メディアは容量のみならず読み書きの速度も注目されるようになった。最近では製品のパッケージやスペック表に速度が明記されることも増加している。だが、自分の利用しているモデルが実際にどれくらいの速度が出ているかはなかなか分からない。そこで役に立つのが記憶メディアのベンチマークテストツール「CrystalDiskMark」である。
UIを改善した「XBMC 9.11」“Camelot”が登場
オープンソースのメディアハブソフトウェアXBMC開発チームは12月24日、最新版「XBMC 9.11」(開発コード名「Camelot」)を公開した。ユーザーインターフェイスの一新など、外観が大きく改善されている。Windows、Mac OS X、Linux、Apple TVに対応、ライブUSB/DVDも作成できる。
2009年版・SourceForge人気ソフトウェアランキング(マルチメディア編)
世界最大級のオープンソースソフトウェアホスティングサイト、SourceForge.netでは多数のオープンソースソフトウェアが公開されている。2009年も終わりに近づいているが、本記事ではSourceForge.netで公開されているWindows/Mac OS X向けデスクトップソフトウェアのうち、2009年に注目されたソフトウェアや、人気のソフトウェアをジャンル別に紹介する。
Mozilla、「Thunderbird 3.0」正式版を公開
Mozillaは2009年12月8日、最新版の電子メールクライアントソフト「Thunderbird 3.0」正式版を公開した。Gecko 1.9.1.5プラットフォームを基盤に、パフォーマンスを高め、安定性とWeb互換性を向上させた。大規模な再設計でソースコードを簡素化し、持続可能性も高めている。
WAMP環境を手軽に実現する「WampServer」のインストールと使い方
手軽にWebアプリケーションを作るためのプラットフォームとして、LAMPと言う言葉が使われるようになって久しい。LAMPは「Linux、Apache、MySQL、PHP」の略だが、LinuxをWindowsに置き換えたいわゆる「WAMP(Windows、Apache、MySQL、PHP」環境を構築するためのパッケージも存在する。このようなパッケージを利用することで、Windows上でApache+MySQL+PHPの環境を一発で構築できる。今回は、そのようなWAMPパッケージの一つである「WampServer」を紹介する。
Ubuntuベースの「Linux Mint 8」が公開、多言語対応強化
Linux Mint開発チームは11月28日、最新のディストリビューション「Linux Mint 8」(開発コード名「Helena」)をリリースした。非英語ユーザー向けの「Universal Edition」が加わったほか、OEMインストールにも対応するなど、今後の発展に向けたリリースとなった。
IPA、脆弱性対策用にPCソフトのバージョンチェックツールを無償公開
情報処理推進機構(IPA)は2009年11月30日、Webブラウザや動画再生ソフトなどWindowsPC用ソフトウェアのバージョンをチェックするツール「MyJVN(マイジェイブイエヌ)バージョンチェッカ」を無償公開した。7種類のソフトについて、バージョンを確認して脆弱性問題を解決した最新版にアップデートできる。
dat落ちした2ちゃんねるのスレを読めるようにする、ログのP2P共有ツール「o2on」 の使い方
2ちゃんねるのスレッドは、書き込みの数が1000件を超えたり、しばらく書き込みがなかったりすると閲覧できなくなる。いわゆる「dat落ち」と呼ばれる状態だ。dat落ちしたスレッドは2ちゃんねるが運営しているサービスか、ウェブ上の過去ログ保存サイトを利用すると読むことができる。だが、2ちゃんねるのサービスは有償であり、過去ログ保存サイトでは読めないスレッドも多い。そこで役に立つのが「o2on」である。
「最強」の多機能タスクマネージャー「Process Hacker」 の使い方
メモリの使用量やCPUの使用率を確認したいときや、暴走するプロセスを強制終了したいときにはタスクマネージャを利用するのが一般的だ。だがWindows標準のタスクマネージャは必要最低限の機能しか持ち合わせておらず、詳細な情報を得るには不十分だった。Windowsのシステムをより細かく把握するために、極めて強力なタスクマネージャツール「Process Hacker」を使ってみよう。
IPA、OSS日本語化プロジェクトを支援する「翻訳コミュニティー基盤ソフトウェア」公開
情報処理推進機構(IPA)は2009年10月28日、オープンソースソフトのヘルプメッセージなどの翻訳で、コミュニティの翻訳作業を支援するソフト「翻訳コミュニティー基盤ソフトウェア」を発表した。ワークフロー管理やコミュニティ管理の機能も備え、OSSの日本語化促進に役立ててもらうという。
ハードディスクを完全消去する「DBAN」のインストールと使い方
PCやハードディスクを中古店やオークションなどで処分する場合に気を付けたいのが、含まれるデータの消去処理だ。一般的にフォーマットを行えば含まれるデータは削除されると思われているが、フォーマットでは完全な削除は行われず、復旧ツールなどを利用すれば中のデータにアクセスできてしまう。データを完全に削除するには、DBANのような削除ツールを使うとよい。
多数のデジカメに対応したRAWデータ現像ツール「UFRaw」
デジタル一眼レフカメラの普及に伴い、RAW形式での写真撮影もだいぶ一般的となった。RAW形式はデジカメ内部で画像処理がされていない生のデータなので画質の劣化がなく、パソコンに取り込んでからも自由に画像処理できる半面、専用のソフトを使って「現像」作業を行う必要がある。しかし一口にRAW形式といっても、フォーマットはカメラメーカーや機種によってバラバラなので現像ソフトもそれぞれ違い、取り扱いが非常に不便だ。特にメーカーが違う複数のデジカメを使っていたり、デジカメを買い換えたりすると大きな問題になる。そんなときに使いたいのがオープンソースの現像ツール「UFRaw」だ。
セキュリティフライデー、Webアプリ開発向けデバッグ機能を搭載したWebブラウザ
山武を中核とするazbilグループのセキュリティフライデー(本社:神奈川県藤沢市)は、Webアプリケーションの開発向けに、デバッグ機能を搭載したWebブラウザ「WebTaster/ウエブテイスター」を2009年10月26日発売する。ライセンス価格(税別)は、1ホスト7万8000円、2ホスト目以降は半額の3万9000円。
複数のコンピュータで一組のキーボードとマウスを共有する「Synergy」の使い方
同時に複数台のPCを操作する場合、面倒なのがキーボードやマウスの扱いだ。たとえばデスクトップPCを操作しつつ、ノートPCでの作業も行いたいといった場合、その都度操作するキーボードとマウスを変えなければならない。このような場合に有用なのが、1組のマウスおよびキーボードを複数のPCで共有できるようにするツール「Synergy」である。
米EnterpriseDB、商用版「EnterpriseDB Postgres Plus Standard Server 8.4」を発表
米EnterpriseDBは10月13日(米国時間)、最新のリレーショナルデータベースシステム「EnterpriseDB Postgres Plus Standard Server 8.4」を発表した。オープンソースのデータベース「PostgreSQL」にサポートを加えた商用版で、管理自動化ツールなどが加わっている。
ロンウィット、OSS検索エンジン「Apache Solr」の1日トレーニングコース開講
検索エンジン導入支援サービスのロンウイット(本社:東京都千代田区)は、オープンソースの検索エンジン「Apache Solr」を、1日で学習できる短期集中型トレーニングコース「速習 Solr 1.4」を2009年10月21日から開講する。受講料は1人あたり5万2500円。
ワイズテクノロジー、デスクトップ仮想化iPhoneアプリ「PocketCloud」
ワイズテクノロジー(本社:東京都千代田区)は2009年9月10日、iPhone/iPod touch用のデスクトップ仮想化アプリケーション「PocketCloud」を発表した。個人のデスクトップPCや仮想テスクトップ環境にiPhone/iPod touchからアクセスするソフトで、App Storeでダウンロード販売する。価格は2300円。