Apache Software Foundation(ASF)とApache HTTP Server Projectは8月21日、オープンソースのWebサーバー「Apache HTTP Server 2.4.3」をリリースした。2件のセキュリティ問題が修正されており、すべてのユーザーにアップデートを推奨している。
「Samba 3.6.7」リリース、バグ修正がメイン
Apple傘下で開発が進められているUNIX向けプリントシステム「CUPS」、1年ぶりの新バージョン「1.6」がリリースされる
UNIX向けプリントサーバー「CUPS」の開発チームは7月25日、最新安定版「CUPS 1.6」を公開した。1年ぶりの最新リリースとなり、日本語対応も強化されている。
「FreeNAS 8.2」リリース、ZFSサポートの強化やプラグインシステムの導入など新機能多数
7月20日、FreeBSDをベースとしたNetwork Attached Storage(NAS)向けディストリビューション「FreeNAS」の最新安定版「FreeNAS 8.2.0-RELEASE」が公開された。ZFSサポートの強化やプラグイン機構の導入など、多くの新機能が追加されている。
Node.jsに対抗?JavaScript/Ruby/Groovy/Javaなどをサポートする非同期フレームワーク「Vert.x 1.0」登場
5月9日、非同期型アプリケーションフレームワーク「Vert.x 1.0」がリリースされた。Node.jsと同じく非同期・イベント駆動型のアプリケーションフレームワークで、Webアプリケーションや大規模サーバーの開発に向けたもの。Java仮想マシン(JVM)で動作し、JavaScript、Ruby、Groovy、Javaといった言語での開発をサポートする。
高速なHTTPサーバー「nginx 1.2」がリリースされる
オープンソースのWebサーバーnginx開発チームは4月23日、最新安定版「nginx 1.2」をリリースした。2011年4月にリリースされたnginx 1.0系に続く安定版で、40以上の新機能が加わっている。
Apache、セキュリティを修正した最新安定版「Apache HTTP Server 2.4.2」リリース
Apache Software Foundation(ASF)およびApache HTTP Server Projectは4月17日、オープンソースのWebサーバー最新版「Apache HTTP Server 2.4.2」を公開した。2.4系ブランチでは2回目の一般公開(GA)版となり、セキュリティ問題やバグの修正が主となるリリースとなる。
Apache HTTP Server、6年ぶりのメジャーアップデート版「2.4.1」リリース
Apache Software Foundation(ASF)のApache HTTP Server Projectは2月21日(米国時間)、2.4系では初となる一般公開(GA)版「Apache HTTP Server 2.4.1」をリリースした。6年ぶりのメジャーアップグレードとなり、多数の新機能が加わっている。
人気急増の高速WebサーバーNginx、商用サポートサービスがスタート
オープンソースのHTTPサーバー「Nginx(エンジンエックス)」の開発を支援する米Nginxは2月7日、商用サービスを発表した。運用環境でNginxを利用する企業や組織に向けたもので、規模に合わせて3種類を提供する。
mod_proxy_ajpなどに含まれる脆弱性を修正したApache HTTP Server 2.2.22リリース
Apache HTTP Server Projectは1月31日、「Apache HTTP Server 2.22.2」を公開した。セキュリティ問題およびバグ修正がメインのリリースで、重要なセキュリティ問題6件の修正も含まれている。
オンラインストレージソフトウェアの商用サービスを提供する「ownCloud.com」設立。サービス開始は3か月後を予定
オープンソースのオンラインストレージソフトウェアを開発するownCloudプロジェクトは米国時間の12月14日、ownCloudの商用サービスを提供する企業「ownCloud.com」の設立を発表した。元SUSE/Novellの幹部がCEOに就任、Dropboxなどの既存商用サービスに対抗する。
米Novell、SLES 11ベースのエンタープライズ向けサーバー環境「Open Enterprise Server 11」を発表
米Attachmate傘下の米Novellは12月13日(米国時間)、ワークグループサーバーの最新版「Novell Open Enterprise Server 11」を発表した。「SUSE Linux Enterprise Server 11 SP1」をベースとしたサーバー向けディストリビューションで、「NetWare」からの移行を促進する。
米Digium、オープンソースPBXの「Asterisk 10」を公開
米Digiumは10月27日(米国時間)、オープンソースのIP電話構内交換機(IP-PBX)システム「Asterisk 10(1.10)」を公開した。広帯域向けのメディアエンジンが刷新され、「スタジオ品質」という高音質な音声サポートを提供、さらに多数のコーデックをサポートするという。Skypeのコーデックにも対応する。
Apache HTTP Serverのmod_proxyに脆弱性
2011年10月6日、Apache HTTP Serverのmod_proxyに脆弱性が発見された。リバースプロクシとしてApacheを利用している場合に影響を受けるという。脆弱性が存在するのはhttpd 1.3系の全バージョンと、2.x系の全バージョン。
「Apache Killer」脆弱性への対応を補強した「Apache HTTP Server 2.2.21」
Apache Software Foundation(ASF)とApache HTTP Server Projectは9月14日、オープンソースのWebサーバー最新版「Apache HTTP Server 2.2.21」をリリースした。8月末にリリースしたバージョン2.2.20を補完するもので、ユーザーにアップデートを推奨している。
子プロセスでのサンドボックスを実験的に実装したOpenSSH 5.9/5.9p1リリース
OpenSSHを開発するOpen BSD Project開発チームは9月6日、最新版「OpenSSH 5.9」およびその移植(portable)版である「OpenSSH 5.9p1」をリリースした。特権分離済み子プロセスでサンドボックスが実験的に導入されるなど、新機能が加わっている。
「Apache Killer」対策を行った「Apache HTTP Server 2.2.20」公開
Apache Software Foundation(ASF)のApache HTTP Server開発チームは8月31日、最新版となる「Apache HTTP Server 2.2.20」を公開した。先に警告したDoS攻撃の脆弱性を修正したセキュリティリリースで、全ユーザーにアップグレードを呼びかけている。
Apache HTTP Serverの脆弱性を突く「Apache Killer」――パッチは48時間以内にリリース予定
Apache HTTP Serverの開発チームは8月24日、同Webサーバーの脆弱性を突くDDoS攻撃ツール「Apache Killer」が出回っていると警告した。該当するApacheは1.3系および2系の全バージョン。パッチ発行までユーザーはおのおので対応を講じるよう呼びかけている。
SMB2をサポートした「Samba 3.6.0」が登場
Sambaを開発するSamba Teamは8月9日、最新版「Samba 3.6.0」をリリースした。「SMB2」のサポートが加わるなど、さまざまな機能強化が図られている。
AFP 3.3をサポートしたオープンソースのAFPファイルサーバー「Netatalk 2.2.0」リリース
Netatalk開発チームは7月27日、オープンソースのAFP(Apple Filing Protocol)ファイルサーバーの最新版「Netatalk File Sharing Suite 2.2.0」を発表した。OS X Lionが採用するAFP 3.3を実装、OS XからNetatalkサーバー上へのTime Machineを用いたバックアップが可能となった。