「Samba 3.6.7」リリース、バグ修正がメイン
オープンソースのファイルサーバー「Samba」 の開発チームは8月6日、最新安定版「Samba 3.6.7」をリリースした。バグ修正が中心のメンテナンスリリースとなる。
SambaはLinux/UNIX系OS向けにWindowsファイル共有やActiveDirectoryサポートを提供するプログラムスイート。主にファイルサーバー機能で知られるほか、Active Directoryを利用したLinux/UNIXサーバーやWindowsマシンの統合管理も行える。
3.6.7は2011年8月に公開されたバージョン3.6系の最新版となる。複数のバグが修正されているが、大きなものとしてはwinbindにおけるDomain Localグループのバグ修正や、3.5系からのアップグレード時におけるプリンタマイグレーションに関するバグ修正が特徴となる。
Samba開発チームは現在、次期版「Samba 4.0」の開発を進めており、8月にベータ5をリリースしている。Samba 3.6.7はプロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
Samba
http://www.samba.org/