オランダElasticは2月11日、企業向けの検索スイートの最新のメジャーリリースとなる「Elastic 8.0」の一般公開を発表した。セキュリティ機能のデフォルト化、外部NLPモデルのサポートなどが特徴となる。
「Apache Lucene/Solr 8.8.0」が公開
The Lucene PMCは1月29日、Javaベース検索エンジンの最新版「Apache Lucene 8.8.0」「Apache Solr 8.8.0」を公開した。バグの修正が中心となる。
Web UIを持つ全文検索エンジン「OpenSearchServer 1.5」がリリース
オープンソースの検索エンジンを開発する仏OpenSearchServerは11月27日、「OpenSearchServer 1.5」をリリースした。WindowsとLinux、UNIX、BSDに対応、プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
分散型のWeb検索システムYaCy、バージョン1.0がリリースされる
分散型Web検索システム「YaCy」を開発するYaCy Projectは11月28日、正式版「YaCy 1.0」を発表した。ユーザーのPCやサーバーにインストールして利用するWeb検索システムで、P2P技術を利用した「非中央集権型の検索システム」を実現できるとしている。WindowsおよびMac OS X、Linux版が公開されている。
Java全文検索ライブラリApache Lucene 3.5リリース。Solrも同時にアップデート
Apache Lucene Projectは11月27日、Javaベースの全文検索エンジン「Apache Lucene 3.5」をリリースした。同時に、Luceneを利用した全文検索システム「Apache Solr 3.5」も公開されている。
GoogleやYahoo!、Twitterでタグクラウドを表示する「Search Cloudlet」拡張
最近、いろいろなWebサイトでよく見かけるものに、「タグクラウド」がある。この言葉自体はよく分からなくても、ブログや検索サービスなどで、たくさんのキーワードが大小様々な大きさでさながら雲のように表示されているのを見たことがあるはずだ。これは、Webサイトに項目として付与されたタグを集約して、視覚的に表示したものだ。タグを雲(クラウド)のように表示していることから、「タグクラウド」と呼ばれている。多くの場合、タグは昇順でリスト化されていて、頻出度によって、フォントサイズや色に変化が付けられている。つまり、フォントサイズが大きく表示されているタグは、そのサービスで多く使われているキーワード、ということになる。つまり、旬の話題がそこから見えてくる、というわけだ。
米Yahoo!が「Search BOSS」を強化、「delicious」と連携可能に
米Yahoo!は4月9日(米国時間)、検索サービス「Yahoo! Search BOSS(Build your Own Search Service)」を拡張し、新機能を追加したことを発表した。ソーシャルブックマークサービス「delicious」との連携、高度な言語機能、ニュースサービスでのソート機能などが加わった。
オープンソースの検索エンジン「Wikia Search」閉鎖へ
「Wikipedia」の創始者でWikimedia Foundationの名誉理事長兼米WikiaのCEO、Jimmy Wales氏は3月31日、オープンソースの検索エンジンプロジェクト「Wikia Search」を閉鎖することを発表した。予想していた結果を得られず、現在の経済状況では閉鎖せざるを得ないと理由を述べている。
膨大なログから必要な情報を素早く抽出──システム管理者の悩みを解消するITサーチエンジン「Splunk」
システム運用において、トラブルシューティングやチューニング、法令などの理由でさまざまなログを取得・保管していると思うが、必要な情報を見つけ出すためには、どこに記録されていているのか、抽出するためのキーワードは何が適切かといった情報を事前に整理できていることが必要となる。とくにトラブル発生時は素早い対応が要求されるが、必要な情報を手軽に素早く取り出す手段を用意していない運用は多いのではなかろうか。そういったときに役立つのが、さまざまなログから情報抽出を行えるマクニカネットワークスの「Splunk」というツールだ(開発元は米Splunk)。
ワンクリックで検索結果ページに瞬時に戻れる「Back to Google」拡張
GoogleでWeb検索すると、たいていは検索結果が複数ページに渡って表示される。この検索結果ページからWebページへと遷移する際に、どのような行動をしているだろうか。検索結果ページから、そのうちのどこかのWebページへと進んで、いくつかページを見た後に、再び検索結果ページに戻って別のWebページへ……という使い方をしている人は多いのではないだろうか。求めたい情報がすぐに出てきた場合はいいが、そうでない場合は、検索結果に出てきたWebサイトと、検索結果ページとを頻繁に行き来することになる。
日本語全文検索システム最新版「Namazu 2.0.19」公開
Namazu Projectは、日本語全文検索システムの最新バージョン「Namazu 2.0.19」を2009年3月12日公開した。おのおののフィルタ処理で共通利用できる機能を「機能拡張モジュール」にまとめて統合整理した。ライセンスはGPL2。
ロンウイット、仮想化検索アプライアンス「アスベル」ベータ版公開
ロンウイット(本社:東京都千代田区)は2009年3月12日、オープンソースソフトウェアで構築された仮想化検索アプライアンス・サーバ・パッケージ「アスベル」を発表。同日、ベータ版を公開した。無償ダウンロードできる。
Google検索に的をしぼったFirefoxアドオン「Googlebar Lite」
Firefoxユーザーの中には、Googleを利用している人も多いだろう。FirefoxでGoogleのサービスを使い倒したいというユーザーには、以前紹介した「Google Toolbar for Firefox」を入れているという人も多いはずだ。このツールバーを導入することで、Googleが提供するあらゆるサービスを、Firefoxから簡単に利用することができるようになる。ところが、Google Toolbar for Firefoxは高機能な分だけ、Firefoxに負荷をかけてしまうアドオンにもなっている。中には、Google Toolbar for Firefoxの利用をやめたら、Webページの表示が早くなったと言う人もいるくらいだ。機能が増えればその分便利となるが、同時に不便な部分も生じてしまうのだ。
「Drag & DropZones」でFirefoxのドラッグ&ドロップ機能を拡張する
Firefoxで表示しているページ内からキーワードを拾ってWebサイト検索する場合、いったいどういう行動を取るだろうか。多くの人は、キーワードを選択してから右クリックして、検索バーへコピー&ペーストするか、それすらしないで検索バーに直接入力してしまうのではないだろうか。ちょっとした検索であっても、手間がかかっているのだ。
米Yahoo!がBOSSを有料化へ、SearchMonkey構造データへのアクセスも可能に
米Yahoo!は自社検索技術インフラをオープンにするプロジェクト「Yahoo! Search BOSS(Build your Own Search Service)」を有料化する方針を明らかにした。また、新機能として、「SearchMonkey」の構造データにアクセスできる機能などを発表した。
マクニカネットワークス、米国Splunk社のITデータ検索エンジンの取り扱いを開始
マクニカネットワークスは2009年1月19日、米国Splunk社と販売代理店契約を締結し、同月中に同社の検索エンジンソフトウェア「Splunk for Enterprise」の販売を開始することを発表した。
米Red Hat、「JBoss Hibernate Search 3.1」リリース
米Red Hatは12月17日(米国時間)、自社が支援するJBoss開発チームがHibernateの全文検索エンジン最新版「JBoss Hibernate Search 3.1」GA版をリリースしたことを発表した。性能や安定性などが強化された。同プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
Opera、Webページの構造を調べる検索エンジンプロジェクト「MAMA」を発表
ノルウェーOpera Softwareは10月15日(ノルウェー時間)、Webページの構造を調べる検索エンジンプロジェクト「MAMA(Metadata Analysis and Mining Application)」を発表した。Webページの構造を追跡可能にすることで、標準ベースのWebを推進していく。今後数カ月以内にリリースするという。
米Wikiaが「Wikia Search」プラットフォームを開放、検索結果カスタマイズが可能に
米Wikiaは10月7日(米国時間)、オープンソースの検索ソフトウェア「Wikia Search」のプラットフォーム「Wikia Intelligent Search Extension(WISE)」を発表した。APIを利用して、個人や企業は特定のキーワードに対するアプリケーションを構築できる。