米Wikiaが「Wikia Search」プラットフォームを開放、検索結果カスタマイズが可能に
米Wikiaは10月7日(米国時間)、オープンソースの検索ソフトウェア「Wikia Search」のプラットフォーム「Wikia Intelligent Search Extension(WISE)」を発表した。APIを利用して、個人や企業は特定のキーワードに対するアプリケーションを構築できる。
WISEはWikia Searchのアプリケーションフレームワーク。サードパーティは同APIを利用して、Wikia Searchの検索結果を活用するアプリケーション「WISEApp」を構築できる。特定のキーワードに対し、詳細で関連性の高い検索結果を提供することで、顧客満足やエクスペリエンスを改善できるという。
アーリーアダプタとして、米The Washington Post、英Thomson Reuters、英Last.fm、米Digg、米TwitterなどがWISEを利用して、検索結果をカスタマイズしたアプリケーションを開発している。Washington Postの例では、「Barak Obama」「John McCain」などのキーワードに対し、Wikia Searchのページ内で直接自社ニュースのリンクを表示するアプリケーションを構築しているという。
Wikia Searchは、「Wikipedia」のJimmy Wales氏が立ち上げた検索サービス。今年1月にアルファ版として公開された。
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