オープンソースの学習管理システム「Moodle」開発プロジェクトは6月15日、最新版「Moodle 3.9」を公開した。教材のプール機能やソーシャルネットワークMoodleNetを導入、教育者のリソース共有を促進する。
開発者のスキルを示すMozillaのデジタルバッジ「Open Badges」が正式版に
Mozillaは3月14日、開発者のスキルや知識を証明する「デジタルバッジ」を提供・表示するための規格「Mozilla Open Badges 1.0」を公開した。バッジをWebサイトやブログ、SNSなどで掲示することで、所定の知識や課程の修了を示せるという。
米Google、オンライン講座作成ツール「Course Builder」をオープンソースに
米Googleは9月12日、オープンソースのオンライン教育コンテンツ作成ツール「Course Builder」をリリースした。「オンライン教育における実験的な第一歩」という位置付けで、アーリーアダプターのフィードバックを得て改善していくとしている。
学習管理システム「Canvas」、オープンソースソフトウェアとしてリリース
学習管理システム(LMS)開発ベンチャーの米Instructureは2月1日(米国時間)、同社のLMS「Canvas」をオープンソースソフトウェアとして公開した。
ロンウィット、OSS検索エンジン「Apache Solr」の1日トレーニングコース開講
検索エンジン導入支援サービスのロンウイット(本社:東京都千代田区)は、オープンソースの検索エンジン「Apache Solr」を、1日で学習できる短期集中型トレーニングコース「速習 Solr 1.4」を2009年10月21日から開講する。受講料は1人あたり5万2500円。
FSF、“100ドルPC”のSugar Labsと子供向けの学習環境を共同推進
Free Software Foundation(FSF)は9月18日(米国時間)、非営利団体のSugar Labsと共同で、子供向けプラットフォーム「Sugar Learning Platform」を推進していくことを発表した。
Campus Mate、「Puppy Linux」を活用した教育・福祉向け中古PC再生サービス
特定非営利活動法人Campus Mate(キャンパスメイト、所在地:福岡市)は2009年4月13日、主に教育機関や福祉施設などを対象に、リースアップした中古PCを再生する「中古PC再生サービス」を発表した。CD起動Linux「Puppy Linux」を使い、8年前のPCでもインターネット端末やワープロ端末として再活用できるという。費用は1台1万円。5月1日からサービスを開始する。
アシスト、OpenOffice.org最新版導入を支援する企業向け研修サービス
アシスト(本社:東京都千代田区)は2009年4月2日、オープンソースのオフィスソフト「OpenOffice.org」の企業導入を支援する研修サービスを刷新。2008年10月にリリースされた最新版「3.0」に対応させて提供を開始した。
日本オラクル、業務システム用の教育コンテンツ開発ツール
日本オラクルは2009年3月17日、業務システム用の教育コンテンツ開発ツール「Oracle User Productivity Kit ver3.5」の提供を開始した。ユーザートレーニングで利用する操作マニュアルを自動生成して、業務システムの稼働開始時や、機能の追加・変更の場合の教育に利用できる。
英国の教育機関、オープンソースの教育コンテンツレポジトリを始動
英国の児童・学校・家庭省は3月12日(英国時間)、英国の学校・教育機関向けのオープンソースプロジェクト「National Digital Resource Bank(NDRB)」のローンチを発表した。教育向けデジタルコンテンツレポジトリを作成し、各学校や機関で共有する。
Linux Foundation、Linux技術者養成プログラムを展開
Linuxを推進する非営利団体The Linux Foundationは3月2日(米国時間)、Linux技術者を養成するプログラム「Linux Foundation Training Program」を発表した。Linuxスキルを持つ開発者への高い需要に応えるという。
100ドルノートPCのOLPC、人員削減へ
途上国向けに安価なノートPCを提供する非営利団体One Laptop Per Child(OLPC)は1月7日(米国時間)、大規模な組織再編と2009年の技術目標を発表した。不況のため人員を半分に削減し、給与も減給する。技術面では、「Sugar OS」の開発をコミュニティに任せることなどを発表した。
子供向けのオープンソース・プログラミング言語
この2年間で、子供を対象とするオープンソースのプログラミング言語とユーティリティの数は爆発的に増えた。こういった活動の根底にあるのは、BASICの時代と比べてプログラミング環境があまりに複雑になり、専門知識のない若年層には敷居が高過ぎるという考えだ。あるツールキットは若年層にアピールするゲームやアニメーションなどのプロジェクトを構想、作成するまったく新しい方法の考案を目指し、またあるツールキットはBASICの”ベーシック”性をモダンな言語と環境に再現しようと取り組んでいる。
Fedoraに統合されたK12Linux、開発者が語る苦労
K12Linuxは、米オレゴン州で教育関連の仕事に携わるPaul Nelson氏とEric Harrison氏が7年前に立ち上げたプロジェクトで、現在はFedoraに統合されている。かねてからの悲願だったFedoraへの統合を達成できたことを、2人はうれしく思っている。
サイオス、iPhone用アプリの開発者向けトレーニングを開講
サイオステクノロジーは、iPhone用アプリケーション開発者向けのトレーニング「iPhoneアプリケーション開発」を2008年12月17日から提供開始する。iPhoneネイティブアプリケーションの開発に関する基礎知識、設計・開発手法を短期間で修得できるという。基本コース3日間の受講料は9万4500円。
子供の心を育てるForesight Kid's Edition
Foresight LinuxはConaryパッケージ管理システムを採用しているディストリビューションとしてよく知られているが、近々、子供の喜ぶディストリビューションとしても名を馳せることになるだろう。このほどリリースされたForesight Kid’s Edition 1.0は子供が興味を持つばかりか、何時間でも楽しく使えるディストリビューションになっており、Linuxとオープンソース・ソフトウェアの新しいあり方を示している。
高機能電卓を求めて
SpeedCrunchとQalculate!は、複雑な代数計算から、微積分、図形の計算、統計処理に至るまで、難しい問題の答えを簡単に出してくれるツールだ。もし高校時代にSpeedCrunchやQalculate!があったら、宿題を簡単に片付けられただろうにと残念に思う。