英国の教育機関、オープンソースの教育コンテンツレポジトリを始動

 英国の児童・学校・家庭省は3月12日(英国時間)、英国の学校・教育機関向けのオープンソースプロジェクト「National Digital Resource Bank(NDRB)」のローンチを発表した。教育向けデジタルコンテンツレポジトリを作成し、各学校や機関で共有する。

 NDRBは、スペイン政府が開発したオープンソースの教育機関向けデジタルレポジトリ「Agrega」をベースとしたもの。AgregaはEU Public License(EUPL)の下で今年中に公開される予定だが、今年2月、NDRBを構築する英国の教育機関団体North West Learning Gridと提携し、早期コード提供していた。

 NDRBは、教師がフリーで利用できるダウンロード可能な学習コンテンツのレポジトリで、英国最大のデジタルリソースプロジェクトを目指す。授業や宿題をオンライン対応にする技術に投資したが提供するコンテンツがないという学校側の問題に対応する。当初、3000万ポンド相当のCreative Commonsライセンスのコンテンツを用意、その後、貢献などによりコンテンツを増やしていく。

 NDRBは、North West Learning Gridが管理を、英Siriusが技術サポートを提供する。関係者は、税金を効果的に利用できるだけでなく、政府機関のコラボレーション、欧州機関がオープンソースのメリットを共に享受できる例になると述べている。

英国児童・学校・家庭省
http://www.dcsf.gov.uk

Agrega Project
http://www.proyectoagrega.es