ソニー、「VAIO」夏モデルを4月21日から発売、Core 2 Duo搭載モデルを拡充

 ソニーは4月10日、個人向けパソコン「VAIO(バイオ)」の07年夏モデルを発表した。ノートPC「type F」4機種、「type N」1機種、「type C」7機種、ボード型のデスクトップPC「type L」12機種の計4シリーズ24機種をラインアップし、ノートPCはすべて店頭販売する標準モデル。デスクトップPCでは、CPUなどの仕様をカスタマイズできる「VAIOオーナーメードモデル」も用意する。

Intel、無線ノートPC向け新ブランド「Centrino Pro」を発表――vProのリモート管理やセキュリティ自動化機能をサポート

 Intelは4月5日、無線ノートブックPC向け技術ブランド「Centrino」(開発コード名:Santa Rosa)の強化計画の一環として、同バンドル技術に「vPro」のIT管理機能を追加した新ブランド「Centrino Pro」を発表した。PCベンダー各社は2007年6月までに新ブランドの販売を開始する見通しだ。

ノートPC進化のカギ――フラッシュ・メモリはHDDの座を奪えるか――最大のハードルはHDDとの価格差、逆転するのは2012年以降?

 フラッシュ・メモリはハードディスク・ドライブ(HDD)と比較して、衝撃に強い、起動時間が短い、低消費電力であるなどの利点を持つ。そのため将来的には、ノートPCのハードディスク・ドライブに取って代わると言われている。

追跡:Linuxのインストールで失われた保証の行方

 Laura BreedenさんがCompaqブランドのノートPC、Presario C304NRを新しく買い求めたのは1月のことだ。彼女が新しいノートPCの購入に踏み切ったのは、Windowsとそれを巡るすべてのマルウェアから逃れてLinuxに移行したいと思ったものの、以前のノートPCにはUbuntu Edgyを実行できるほどのメモリとCPUパワーがなかったからだ。購入先の店員はC304NRが「Linux対応」だと請け合ってくれた。だが、Linuxを実行すると保証が無効になるとは説明してくれなかったのだ。

Samsung:フラッシュメモリ内蔵の「ハイブリッドHDD」出荷

 韓国のSamsung Electronicsは3月6日、ハードディスクドライブ(HDD)にフラッシュメモリーを内蔵したハイブリッド型のHDDを出荷したと発表した。ノートパソコン用のHDDで、よく使うデータはフラッシュに記録、ディスクの読み書きを最小限に抑えることでバッテリーを長持ちさせる。パソコン・メーカーへの出荷を始めており、近く小売りも開始する。

改訂版: LinuxノートPC上でサスペンド/ハイバネーションする方法

昨年6月、私は「LinuxノートPCのサスペンドとハイバネーション」(翻訳記事)という記事を書いた。以来、状況がいくつか(嬉しいことに良い方向で)変わったため、再びこのテーマを取り上げることにした。また、前回の記事の中で書いたサスペンド用のシェルスクリプトについての改善案を何人かの読者からいただいたので、今回の新版でそれらの提案を取り入れた。ただ残念ながらコメントのほとんどが匿名で投稿されたものだったので、書いてくれた人たちのクレジットをきちんと示すことはできなかった。

Intel、来年投入予定のノートPCプラットフォーム「Santa Rosa」の詳細を明らかに──Intel Developer Forumリポート

 米Intelは今年9月27日、2007年前半に提供が予定されているノートPCプラットフォーム「Santa Rosa」の詳細を明らかにした。Santa Rosaは、従来のCentrinoモバイル・テクノロジーを上回る処理性能、無線接続機能、バッテリ寿命を提供するという。Santa Rosaには、開発コード名「Merom」のCore 2 Duoプロセッサと開発コード名「Crestline」のICH8Mチップセットが含まれる。